フリースクールとは?費用・出席扱い・発達障害の子に向くかを、2人育てた母が調べてみた

学校・支援との連携

📌 この記事でわかること

  • フリースクールがどんな場所か・学校との違いをわかりやすく解説
  • 月額費用の相場と補助金制度(2026年最新)
  • 発達障害の子に向くかどうか・放課後等デイサービスとの使い分け

※本記事にはPRが含まれます

「うちの子、フリースクールに通わせた方がいいのかな」

不登校が長引いてきたとき、そう考える親御さんは多いと思います。

私はADHDの長男(現在高専2年)とASDの次男(中2)を育てています。
2人とも今のところ学校には通えていますが、「いつ不登校になってもおかしくない」という覚悟は、ずっとどこかに持っています。

だからこそ、フリースクールについてちゃんと調べておきたかった。

「名前は知っているけど、実際どんな場所なの?」
「費用はいくらかかるの?」
「発達障害のある子に向いているの?」

自分の疑問をそのまま解消するつもりで書きました。同じように不安を抱えているお母さんの参考になれば嬉しいです。

🏫 フリースクールとは?「学校に行けない子が安心できる場所」

フリースクールとは、不登校などの理由で学校に通えない子どもたちのための民間の居場所・支援施設です。

大事なポイントから先に言いますね。

フリースクールは、法律上の「学校」ではありません。

文部科学省が定める学校教育法の対象外で、NPO法人・株式会社・個人など、さまざまな形態で運営されています。

ただ、2016年に「教育機会確保法」が成立し、フリースクールのような「学校以外の学びの場」の意義が法律上にも認められました。全国に約500〜600か所あるとされており(文科省調査)、近年は増加傾向にあります。

「どこに行けばいいかわからない」という親の不安に応えるように、選択肢が増えてきているのは、子どもにとっても親にとっても心強いことだと思います。

📋 フリースクールの3つのタイプ

「フリースクール」と一口に言っても、中身はかなり違います。大きく3つのタイプがあります。

① 居場所型

スタッフと話す・好きなことをする・料理・外出など、「安心して過ごせる場所」を提供するタイプ。学習の強制はありません。

「まず学校以外に居場所を作ること」を最優先にしていて、不登校になりたての頃、まず気持ちを落ち着けたいときに向いています。

② 学習型

学校の授業に近い形で教科学習を行うタイプ。個別指導がほとんどで、自分のペースで進められます。

「勉強の遅れが心配」「高校受験に備えたい」というご家庭に選ばれることが多いです。

③ 発達支援型

臨床心理士・作業療法士などの専門家と連携し、ソーシャルスキルのトレーニングや療育的な関わりを提供するタイプです。発達障害やグレーゾーンの子に特化した施設も増えています。

「どのタイプが合うか」は、子どもの状態・不登校の原因・特性によって変わります。見学や体験に行ってみることが一番の近道です。

💰 フリースクールの費用は?相場と補助金

費用はどのくらいかかるのか。これが一番気になるところですよね。

📌 入会金:1〜5万円程度
📌 月額:3〜5万円が相場(文科省調査では平均約33,000円。東京都の調査では平均約45,000円)
📌 教材費・行事費:別途かかる施設もあり

通学型は交通費も別途かかります。

なお、外出がまだ難しい時期の子向けに、オンラインフリースクールという選択肢もあります。通学しなくてもオンラインで活動できるスタイルで、月額1〜2万円台の施設が多いです。「通いたいけど、まだ外に出られない」という段階の一つの形として知っておくといいかもしれません。

また、自治体の補助金制度も活用できます。東京都では月最大2万円の助成金制度があり、他の都道府県・市区町村でも独自の補助制度が増えています。お住まいの自治体の窓口で確認してみてください。

💻 外出できなくても学習を続けたいなら

「すらら」はPC・タブレットで使えるオンライン教材。無学年制なので学年を超えてさかのぼって学習でき、不登校の子でも自分のペースで続けられます。発達障害の子の利用実績も豊富です。

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📝 フリースクールは出席扱いになるの?

「フリースクールに通ったら、学校の出席に数えてもらえるの?」

これ、よく聞かれる疑問です。

結論:在籍校の校長先生が認めれば、出席扱いになる場合があります。

条件は2つです。

✅ 在籍校の校長先生が「子どもの自立・回復に資する」と判断すること
✅ 学校とフリースクールが連携できていること

⭐ここが大事!
自動ではありません。通わせる前に必ず学校に相談してください。

事前相談なしで通い始めてしまうと、出席扱いにならないケースもあります。担任の先生・教頭先生・スクールカウンセラーに、早めに相談しておくことをおすすめします。

💡 発達障害の子に、フリースクールは向いてる?(本音で言います)

ここが一番重要なところです。

本音を言うと——発達障害がある子にとって、フリースクールは「最初の一手」ではないことが多いです。

まず「放課後等デイサービス(放デイ)」を検討する

発達障害の診断がある場合は、放課後等デイサービス(放デイ)という福祉サービスが使えます。

✅ 費用は原則1割負担。ただし月額の限度額が設定されており、その限度額は世帯収入によって異なります(収入890万円以下なら月4,600円が上限 / 高収入世帯は月37,200円が上限になる場合もあります)
✅ 療育・生活スキル・居場所がセットで得られる
✅ 専門スタッフがいる施設が多い
✅ 不登校でも利用できる(学校が終わる時間以降)

フリースクールと比べると、費用が大幅に安いのが最大のポイントです。「不登校になったけど発達障害の診断がある」という場合は、まず放デイを検討することをおすすめします。

フリースクールが向いてくるケース

フリースクールが選択肢に入ってくるのは、こんな場合です。

・放デイの対象年齢を過ぎた(高校生以上・18歳まで)
・放デイでは物足りない・外の世界を広げたい
・診断はないがグレーゾーンで放デイが使えない
・学習支援もセットでしてほしい

もし次男(ASD・中2)が不登校になったら、私ならこう考える

うちの次男はASD。今は学校に通えていますが、もし不登校になったとしたら——

まず放デイを検討します。

次男はすでに精神障害者保健福祉手帳を取得しているので、放デイを使えます。費用を抑えながら専門的な関わりを続けられるのが安心です。

その上で、次男に「外の居場所を探したい」「誰かと話してみたい」という気持ちが出てきたとき、フリースクールを選択肢に入れると思います。

「学校か家か」の2択ではなく、選べる場所を増やしておくことが大事だとつくづく感じています。

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キズキ共育塾は、不登校・発達障害のある子どもに特化した個別指導塾です。学習支援だけでなく、メンタル面のフォローも得意としています。

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📊 フリースクール・教育支援センター・放デイ、何が違う?

3つの施設をまとめて比較します。

フリースクール教育支援センター放デイ
費用月3〜5万円無料1割負担(月数千円〜)
運営民間公立民間・公立両方
出席扱い校長判断でなる場合ありなる基本ならない
発達障害対応施設による施設による専門的な施設が多い
対象年齢主に小〜中学生主に小〜中学生小〜高校生(18歳まで)
向いている子安心できる居場所を求めている学校復帰を目指している発達障害の診断がある

「何から始めればいいかわからない」という方は、まず学校のスクールカウンセラーか、お住まいの市区町村の教育相談窓口に電話してみることをおすすめします。相談は無料でできます。

✅ まとめ

❌ フリースクール=不登校になったら即使うべき施設、ではない
✅ 発達障害の診断がある → まず放デイ・教育支援センター(無料)を確認
✅ グレーゾーン・診断なし・高校生以上 → フリースクールが選択肢に入ってくる
✅ どの施設でも、事前に学校と連携しておくことが大事

「不登校になったらどうしよう」と不安になっていた私も、調べてみて少し落ち着けました。

選択肢があると知っているだけで、親の気持ちは全然違います。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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