高専の学費・寮費、実際いくらかかった?ADHDの長男が入寮して2年目の母が公開します

ADHD長男の記録

📌 この記事でわかること

  • 高専の入学金・授業料・寮費・食費の実際の金額
  • 収入によって授業料補助が受けられる仕組み
  • 「食費が高い!」と感じた理由と、我が家の仕送り方法

※本記事にはPRが含まれます

「高専って、お金どのくらいかかるの?」

ADHDの長男が高専に入学して、もうすぐ2年目の前期が終わります。
入学前に一番調べても答えが出なかったのが、実際にかかるお金の話でした。

公式サイトに書いてある授業料は見れても、「寮費はいくら?」「食費は?」「結局トータルいくら?」がなかなか出てこない。
うちが実際に払っている金額を、まとめてみました。

まず、高専の基本的な費用構成

高専の費用は大きく分けると、こんな項目になります。

・入学金
・授業料(国立高専は国が設定)
・寮費(入寮する場合)
・食費
・教材・教科書代
・制服・体操服・作業着など
・仕送り・小遣い

それぞれ、うちの実額を書いていきます。

入学金:約8万円(初年度のみ)

入学時に一度だけかかります。
国立高専は全国統一なので、どこの高専に入っても同じ金額です。

授業料:収入によって大きく変わる

これが一番「人によって違う」項目です。

国立高専の授業料は半年ごとに払う仕組みで、うちは1年目・2年目の途中まで半年約22万円台でした。
うちの収入帯だと半分補助が出ていたので、実質負担は半年11万円台。年間で約22〜23万円ほどです。

そして2年目から、授業料が全面補助になりました。つまり授業料0円。
収入が一定以下の家庭は、高専でも無償化の対象になります。
これは申請が必要なので、忘れずに確認してください。

⭐️ここが大事!
「高専は学費が高い」と思っている方も多いですが、収入によっては私立高校より全然安くなるケースがあります。まずは就学支援金の対象になるか調べてみてください。

寮費:月2万円弱(施設費+部屋代)

長男は入学と同時に入寮しています。
月々の寮費(施設費+部屋代)は、2万円弱

長男の高専は2人部屋タイプ。
月2万円以下で生活できると考えると、悪くない金額です。

食費:月45,000円(これが正直高い!)

一番「え!」となったのがここです。

寮の食費が月45,000円。年間にすると54万円。
朝・昼・夜の3食付きとはいえ、高校生の食費としてはかなりの金額です。

「自炊できれば安くなるのに…」と思いますが、寮なので基本的に食堂が前提。
育ち盛りの男の子が3食しっかり食べているので仕方ない、と割り切っています。

入寮前、長男は水分補給も自分でできないくらい生活管理が苦手でした。
「食事が全部出てくる環境」は、ADHDの子どもにとって実はありがたい仕組みかもしれません。

教材・教科書:1年目は5万円、2年目は2〜3万円

毎年4月に教科書を一括で購入します。
専門科目の教科書は高めなものもあり、1年目は実験器具なども購入したため約5万円かかりました。
2年目は新しく買うものが減り、2〜3万円程度に落ち着いています。
初年度が一番かかると思っておくといいかもしれません。

入学時の体操服・ジャージ・作業着:約5万円

高専には制服がありません(学校によります)。
ただし体育のジャージ、実習で使う作業着、体操服などは指定のものを購入する必要があります。
これらを合わせると初年度に5万円ほどかかりました。

仕送り:月1万円(現金+PayPay)

うちの仕送りのやり方はこうです。

現金7,000円:封筒に分けて帰省のたびに持たせる
PayPay 3,000円:月末に送金

「足りなくなったら言って」というスタンスだと、子どもはすぐ頼るようになります。
特にADHDの子どもはお金の管理が苦手なことが多い。
「定額しか出ない」と最初から決めておく方が、本人も自分でやりくりする練習になります。

合計月1万円。食費と寮費は別払いなので、これは長男の小遣い・日用品・交通費などに使います。

1年目はお小遣いが足りなくなるたびに「送ろうか?」と連絡していたら、気づけば莫大な金額になっていました。
春休みにお金の使い方についてしっかり話し合い、2年目から定額制に切り替えました。
「足りなくても補填しない」と決めてからは、長男も自分で考えて使うようになっています。

普通高校と比べるとどう?

「高専って高そう」と思っている方も多いですが、比べてみると意外とそうでもありません。

私立高校の場合、授業料だけで年間60〜100万円以上かかることも珍しくありません。
塾代を加えると、年間150〜200万円という家庭も多い。

高専は寮費+食費がかかりますが、塾なしで専門教育まで受けられるのが強み。
長男は受験期に個人塾を自分で減らし、最後の3ヶ月は高専専門の動画教材だけで乗り切りました。
入学後も、今のところ塾には通っていません。

「うちは収入が低いから私立は無理…」と思っているご家庭こそ、高専を選択肢に入れてみてほしいです。
就学支援金が手厚いので、結果的に公立高校より安くなるケースもあります。

帰省費用も忘れずに

入寮すると、長期休暇のたびに帰省します。
うちは電車で帰れる距離なので、帰省のたびに交通費がかかります。

長期休暇は年に3回(春・夏・冬)。
往復の交通費も年間でそれなりの金額になるので、計算に入れておくと安心です。

また、帰省のたびに現金を封筒に分けて持たせています。
ATMで引き出す手間をかけさせない、金額を細かく分けておく、という小さな工夫ですが、
ADHDの子どもにはこういう「仕組みでカバー」が効きます。

トータルでいくらかかるの?(年間概算)

うちの場合の年間概算をまとめます。

【1年目(入学金含む)】
入学金:80,000円
授業料(補助後):約220,000円
寮費:約230,000円
食費:約540,000円
教材・教科書:約50,000円
体操服・作業着等:約50,000円
仕送り:約120,000円
合計:約129万円

【2年目(無償化適用後)】
授業料:0円
寮費:約230,000円
食費:約540,000円
教材・教科書:約25,000円
仕送り:約120,000円
合計:約91万円

⭐️ここが大事!
無償化が適用されると、年間100万円を切ります。
食費が約半分を占めているのが高専の特徴です。

受験対策費もあわせて考えると

うちは受験対策に高専専門の動画教材を使いました。費用は約18万円。
「高い」と一瞬迷いましたが、中3の秋からたった3ヶ月の対策で偏差値61の高専に合格したことを考えると、結果的には十分な投資でした。

受験対策の費用も含めると初年度はもう少しかかりますが、入学後の学費の安さ(特に無償化後)でじゅうぶん取り戻せます。

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まとめ

高専の費用、正直なところをまとめます。

✅ 授業料は収入によって補助・無償化あり。私立高校より安くなる家庭も多い
✅ 寮費は月2万円弱と良心的
❌ 食費が月45,000円と高め。年間で54万円は覚悟が必要
✅ 制服代はかからない(学校による)
✅ 無償化適用後は年間トータル100万円以下も可能

「高専ってお金かかりそう」と思って二の足を踏んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
進路選びの一つの材料として、ぜひ使ってみてください。

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