※本記事にはPRが含まれます
📌 この記事でわかること
- ASD次男が中学入学直後に直面した3つの困りごと
- 申し送りが機能しなかったときの親の動き方
- 忘れ物・提出物を激減させた「袋分け管理法」
「中学、大丈夫かな…」
ASDの次男が小学校を卒業するとき、正直ドキドキしていました。
小学校6年間、支援級と通常級を行き来しながら、なんとかやってきた。
でも中学校は全然違う世界。先生が何人もいて、校舎は広くて、クラスも多い。
「うちの子、ついていけるの?」
入学式の朝、胸の中でそう思っていました。
この記事では、ASD(自閉スペクトラム症)の次男が中学校に入学してすぐに直面したこと、親としてやってよかった工夫を正直にお伝えします。
😰 入学してすぐ困ったこと3つ
① 校舎が広すぎて迷子になる
次男の中学校は7クラスもある大きな学校でした。
小学校は「教室は1つ、先生は1人」が基本。
でも中学は体育館、音楽室、理科室…教室移動が毎時間あります。
次男は人の顔を覚えるのが苦手なASDの特性があります。
「案内してくれる友達」を見つけることが、そもそも難しい。
入学して1週間、「今日どこに行けばいいかわからなくて、しばらく廊下に立ってた」と帰宅後にポツリと言った言葉が今も忘れられません。
② 先生が多すぎてパニック
中学校は教科担任制。国語・数学・英語・理科・社会…それぞれ違う先生が来ます。
次男は名前を覚えるのがとても苦手です。
「あの先生、誰だっけ」「何を言ってたかわからない」という状態が続き、最初の1ヶ月はとにかく混乱していました。
⭐️ ASDの特性として、「人の顔・名前の記憶」が弱い子は多いです。先生が変わるたびに「一から信頼関係を作る」必要があるため、疲れやすいのは当然のことです。
③ 提出物の管理が崩壊した
小学校の提出物は担任の先生が把握してくれていました。
でも中学校は教科ごとにバラバラ。ノート、ワーク、プリント、宿題の種類が一気に増えました。
次男は「どの教科で何を出すのか」が整理できず、毎日のように忘れ物や提出漏れが発生。
最初の1ヶ月は、帰宅するたびに「今日もやらかした…」という空気でした。
😤 申し送りが機能しなかった話
「支援級から通常級へ進むから、中学校にはちゃんと情報が届くはず」
入学前、私はそう思っていました。
でも実際には——。
入学後に担任の先生と面談し、次男のASDの特性を説明しました。
先生は「わかりました、連携します」と言ってくれた。
ところが、1学期の三者面談で発覚。
「次男くんについて、特に気になるところはないですよ」
…全く共有されていませんでした。
❌ 先生に話せば共有される
✅ 親が何度でも、直接、具体的に伝え続けるしかない
長男のときも同じ経験をしていたので「また繰り返すのか」という疲れもありました。でも、待っていても誰も動かない。それが現実です。
それからは毎学期、担任の先生に「次男はこういう特性があり、こういう場面で困ります」とメモを渡すようにしました。言葉だけでなく、文字にして残すことが大事だと学びました。
✅ やってみてよかった3つの工夫
① 教科ごとのメッシュ袋で管理
100均で透明のメッシュ袋を教科の数だけ買いました。
国語袋・数学袋・英語袋…それぞれに教科書・ノート・ワークをセット。
「この袋を持っていけばOK」という状態を作ることで、忘れ物が激減しました。
次男のように「何が必要か自分で考えるのが難しい」子には、「考えなくていい仕組み」を作ることが最強です。
② 提出物を先回りで予測する
長男のときの経験を活かして、教科ごとの提出物パターンをリスト化しました。
国語=ワーク+漢字帳、英語=ノート+プリント…という感じで。
「出される前から準備しておく」ことで、次男が焦る場面を減らせました。
③ テストは「具体的に」サポートする
次男は「テスト週間」という概念がそもそも理解しにくい。
「テスト週間だよ」ではなく「〇日に数学のテストがあるよ」「このワークの〇ページを今日やろう」と、具体的に伝えるようにしました。
できたらとにかく褒める。
これを繰り返すうちに、少しずつ「テスト前にやること」のパターンが身についてきました。今は平均点前後を取れるようになっています。
🌱 成長を感じた瞬間
入学から数ヶ月が経ったある日、次男が帰宅してこう言いました。
「今日、部活の体操服忘れたから、友達に借りた」
…聞いた瞬間、心の中でガッツポーズしました。
困ったとき、自分から人に助けを求められた。
ASDの子にとって、これは本当に大きな一歩です。
「困ったら誰かに頼っていい」ということが、少しわかってきたんだなと。
今、次男は中学2年生。バスケ部に入って毎日汗を流しています。
「学校が嫌いじゃない」「部活が楽しい」——それだけで、私は十分だと思っています。
📝 まとめ
ASDの子の中学入学、親が事前に知っておくといいことをまとめます。
- ❌ 申し送りは「されるもの」と思わない → ✅ 親が何度でも直接伝える
- ❌ 「自分で管理して」と任せすぎない → ✅ 考えなくていい仕組みを作る
- ⭕️ 小さな成長(「友達に借りた」)を見逃さず喜ぶ
- ⭕️ 「毎日通える」こと自体を大切にする
中学は大変です。でも親のちょっとした工夫と、子どもを信じる気持ちで、乗り越えていけます。
同じように中学入学を控えている方、一緒に頑張りましょう。何か経験があればコメントやXで教えてください☺️
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