📌 この記事でわかること
- ASDの子の思春期が激しい反抗期になりにくい理由
- 「一人になりたがる」「甘えがなくなった」——静かな変化3つの体験談
- ADHDとASDで、思春期のしんどさがこんなに違うという話
😰 長男の思春期が、トラウマになっていた
次男の話をする前に、長男の話を少しだけさせてください。 長男はADHD(不注意優勢型)で、中学に入ると別人のようになりました。 家では常にイライラしていて、ちょっとしたことで言葉がきつくなる。 「うるさい」「あっちいって」が日常になりました。 話しかければ「わかってる!」と返ってくる。 家族との関係が、最もギスギスしていた時期です。 当時はただただ必死で、しんどかった。 だから次男が思春期に入るとき、 「また同じことが来るのか…」と思っていました。😮 次男の思春期、思ったより静かだった
ところが次男の中学2年の今、 激しい反抗期は来ていません。 「うるさい」「あっちいって」はほとんどない。 暴言も、物にあたることも、ない。 ちょっとイライラしていることはあります。 でも長男のときと比べると、まったくの別物です。 変化は、静かに、じわじわやってきました。🚪 変化① 一人になりたがる——和室が「簡易の自室」になった
去年まで次男はリビングにいることが多かったんです。 家族と同じ空間で過ごすのが好きで、テレビを見たり、スケッチブックを広げたり。 それが中2になったころから、少し変わりました。 「ちょっと一人になりたい」という感じ。 でも自分の部屋(2階)には行かない。 リビングの横にある和室——そこに自然と居場所ができていきました。 戸を閉めて、一人でいる時間が増えていった。 私はそれを見て、「そういう時期か」と思いました。 押しつけがましくならないように、 簡易の机と学校の荷物が置けるスペースを和室に整えました。 次男の「ちょっとした自室」です。 リビングからすぐ近くで、完全に孤立しているわけじゃない。 でも一人の時間が持てる。 これが今の次男にちょうどいい距離感なんだと思っています。🥺 変化② 甘えがなくなった——寂しいような、成長のような
去年まで、次男はよく甘えてきていました。 隣に座ってくっついてくる。 「ねえ、見て見て」と何かを持ってくる。 スキンシップが多めでした。 それが、ふっと、なくなったんです。 最初は「何か悲しいことがあったのかな」と思ったくらいです。 でも表情は穏やかで、ご飯も食べるし、バスケ部も楽しそうに行っている。 ああ、成長しているんだ。 そう気づいたとき、少し寂しかった。 でも同時に「よかった」とも思いました。 こういう変化って、激しい反抗期の陰に隠れてしまうと見えにくいんですが、 静かな成長のサインとして大切にしたいな、と感じています。📖 あわせて読みたい
😅 変化③ 構うと迷惑そう——でも動画と学校の話はグイグイ来る
これが一番おもしろいというか、次男らしいなと思っていることです。 こちらが声をかけると「べつに…」「うん…」と迷惑そう。 少し距離を置いているような反応をします。 でも—— 自分が見せたい動画があるときは関係ない。 「ちょっとちょっと見てほしい」と迫ってきます。 家事の途中でも、こちらの都合はお構いなし。 学校であったことを話したくなったときも同じ。 ぐいぐい来ます。 しかも主語がなく、いきなり「それでね、〇〇がさ」から始まります(笑)。 ❌ 「こっちが声をかけると迷惑そう」 ✅ 「自分から来るときはグイグイ来る」 この矛盾、不思議に見えますよね。 でもASDの特性を知っていると、「ああそういうことか」と腑に落ちます。 相手の気持ちやタイミングを読むのが難しいのが、ASDの特性のひとつ。 「今、お母さんは忙しいかな」という空気を読む、というのが苦手なんです。 悪気はゼロ。 むしろ「信頼しているから来る」と思っています。⭐ 激しくないからこそ、見えにくい変化がある
ASDの思春期は、激しい反抗期にならないケースが多い—— これ、支援の現場でもよく言われることです。 でも、激しくないからこそ気づきにくい変化があります。 「なんか最近、よそよそしい気がする」 「甘えてこなくなった」 「一人でいることが増えた」 これを「大丈夫」と流してしまうと、見逃してしまうことがある。 実は思春期の変化が静かに進んでいるサインかもしれません。 ASDの子は自分の気持ちを言葉にするのが苦手なことがあります。 「構わないで」を「うるさい!」と叫ぶのではなく、 静かに距離を置く形で表現する。 それが次男の思春期のかたちなのかな、と今感じています。 大切なのは、「激しくないからといって何も起きていないわけじゃない」 ということを親が知っておくこと。 変化に気づいて、「そういう時期か」と受け止める。 それだけで十分だと思っています。💛 長男と比べ物にならないくらい可愛いと思えている今
長男の思春期では、疲弊しました。 何を言っても「うるさい」。 歩み寄ろうとするとかえって逆効果。 どうしたらいいかわからなくて途方に暮れた時期がありました。 次男の今は、そんな長男の時期と比べると比べ物にならないくらい可愛い。 構うと迷惑そうにするくせに、動画は見せたがる。 甘えがなくなったと思ったら、学校の話でグイグイ来る。 この「矛盾」が、次男らしくて、愛おしい。 長男で鍛えられたから、余裕を持って見られているのかもしれません。 思春期だからといって、すべての発達障害の子が荒れるわけじゃない。 ASDとADHDでは、まったく違う形で出てくることもある。 そのことを、今のうちに書き残しておきたかった記事です。✅ まとめ
| 変化 | 次男(ASD・中2)の場合 |
|---|---|
| 反抗期 | 激しいものはない。ちょっとイライラ程度 |
| 一人時間 | 和室に篭る(リビング横・完全孤立ではない) |
| 甘え | 去年まであったが、ふっとなくなった |
| コミュニケーション | 構うと迷惑そう。でも自分からはグイグイ来る |
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