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📌 この記事でわかること
- 1歳半・3歳検診で「引っかかった」「引っかからなかった」どちらも経験した母の話
- 集団検診で発達の問題が見つかりにくい理由
- 検診後、親として次にできること
「検診で引っかかってしまった」
「引っかからなかったけど、なんか気になる……」
どちらの気持ちも、すごくよくわかります。
うちには発達障害の子が2人います。ADHD不注意優勢型の長男(現在高専2年)と、ASDの次男(現在中学2年)。2人を育ててきて、乳幼児健診でのモヤモヤは今でも忘れられません。
長男は3歳検診で「難聴の疑い」として引っかかりました。次男は引っかからなかった。でも2人とも、その後に発達障害の診断を受けています。
「検診って、ちゃんと見てくれるの?」——2人を育てて感じたことを書きます。
😶 長男の3歳検診——「難聴の疑い」と言われた日
長男の3歳検診で、保健師さんに呼ばれました。
「お名前呼んでも反応が薄いので、難聴の疑いがあるかもしれません」
……え?
私はすぐに、「保育園で福祉の支援を受けています」と説明しました。保育園のころから園の職員と福祉職員が定期的に面談してくれていて、長男の特性はすでに把握されていたんです。
でも検診の場では、そういった背景はなかなか伝わらなかった。
長男が名前を呼ばれても振り向かなかったのは、耳が聞こえていないからではありません。ぼーっとして、自分の世界に入っていたから。これはADHD不注意優勢型の特性そのものでした。
でも当時は私も「そういうものかな」と半分流していたし、検診の場で「うちの子はこういう特性があって……」と的確に説明できる余裕もなかった。
1歳半・3歳検診の時期って、気になることが山ほどある時期でもあります。「これって普通?」「うちだけ?」と思いながらも、うまく言葉にできないまま検診当日を迎えるお母さんはとても多いと思います。
⭐️ここが大事!
🔍 集団検診で発達の問題が「見つかりにくい」理由
後になって考えたら・・・乳幼児健診は、発達障害を「見つける」場所ではありません。
集団検診の目的は、明らかな異常を早期に発見すること。身長・体重・視力・聴力など、数値でわかるものが中心です。
発達のグレーゾーンや、ADHDや自閉スペクトラム症のような特性は、短時間の観察でわかるものではありません。
理由はいくつかあります。
- 1人あたりの時間がとても短い
- 「いつもと違う場所・知らない大人」という緊張で、普段と違う行動をする子が多い
- 逆に「人見知りしない子」は愛想よく振る舞って問題が見えにくくなる
- 親が気になっていることをうまく伝えられないケースも多い
次男は検診で一度も引っかかりませんでした。愛想がよく、知らない場所でも平気なタイプ。でも家では癇癪と脱走が激しく、毎日ヘトヘトでした。
「家での様子」と「検診での様子」は全然違う——それが発達グレーの子の検診あるあるです。
💬 「引っかからなかった」のに心配なとき
「検診では問題なしと言われたけど、どうしても気になる」
その感覚、大切にしてほしいです。
検診はスクリーニング。「異常なし」は「問題が何もない」という意味ではなく、「この検診の範囲では特に指摘事項がなかった」というだけです。
気になることがあれば、
- かかりつけの小児科医に相談する
- 市区町村の子育て支援センター・相談窓口を利用する
- 保育園・幼稚園の先生に「家でこういうことがある」と具体的に伝える
という形で、自分から動いていくことが大事です。
長男も次男も、「親が動いたから」つながれた支援がありました。待っていても、誰かが気づいて連れていってくれることはなかなかありません。
📋 検診で「引っかかった」ときは
逆に「引っかかってしまった」側の親御さんへ。
引っかかること自体は、悲観することじゃないです。むしろ「専門機関へのパスポート」をもらえる、と私は思っています。私の場合はうまくできずつなげられませんでしたが・・
長男が難聴疑いで引っかかったことで、専門的な検査の機会がありました。
結果的に難聴ではなかったけれど、きっとその流れをうまく使って心配事や今の様子を聞いてもらって支援、診断に繋げられた。と後から思いました。
引っかかったあとの流れとしては、
- 保健センターや市から「経過観察」「専門機関への紹介」の案内がある
- そこで終わりにせず、「気になることがある」と追加で伝えるのがおすすめ
- 診断がつくかどうかより「サポートにつながれるか」を目標にすると楽になる
👶 次男が一度も引っかからなかった理由——今思うこと
次男は愛想がよく、知らない場所でも平気なタイプでした。
検診では「元気そう」「よく笑う」と言われ続けた。先生も保健師さんも、「この子は問題なさそう」と感じていたんだと思います。
でも家では癇癪で毎日ヘトヘトで、脱走、パニック——そういう「本当の姿」は検診では全然出なかった。
検診の場では「いい子」を演じてしまう子がいます。意図してではなくて、緊張してそうなってしまう。または逆に、普段より落ち着いてしまう。
⭐️ここが大事!
「検診で大丈夫」と言われても、気になる感覚の方が正しいことがあります。次男に診断がついたのは、長男の通院に同行したのがきっかけです。自分から動かなければ、気づかなかった。待っていては、誰も連れていってくれなかったと思います。
📋 検診当日、やっておくといいこと
「あの場で何を言えばよかったんだろう」と後から思ったことがあります。当日に向けての準備を整理しました。
✅ 気になることをメモして持参する
その場で言葉が出なくなることはよくあります。「家ではこういうことがある」を事前に書いておくだけで、伝え漏れがぐっと減ります。
✅ 具体的な言葉で伝える準備をする
「癇癪がひどい」より「1日に5回以上、30分以上泣き続ける」のように、頻度や時間を添えると伝わりやすいです。
✅ 「問題ありません」と言われても追加で相談できる
「もう少し相談したい」「家でこういうことが続いている」と言って大丈夫です。遠慮しなくていい。
✅ 検診後に「やっぱり気になる」と思ったら動いていい
「検診でOKだった→もう大丈夫」ではなく、気になることが続くならかかりつけ医に改めて相談してください。
検診はゴールじゃなく、スタートラインです。「引っかかった」も「引っかからなかった」も、どちらもそこから動き出せる。その感覚で、ぜひ臨んでみてください。
🤔 「長男は引っかかった」「次男は引っかからなかった」——2人を比べて気づいたこと
同じ家庭で育てた2人なのに、検診での見え方はまったく違いました。
長男は名前を呼んでも反応しない→難聴の疑いとして引っかかった。次男は愛想よく振る舞う→一度も引っかからなかった。
でも結果的には2人とも、その後発達障害の診断を受けています。
この経験から感じたのは、「検診で引っかかるかどうか」はその子の特性のタイプによっても大きく変わる、ということです。
目立つ行動がある子、外で緊張しやすい子は引っかかりやすい。でも社交的に見える子、場に適応できる子は引っかかりにくい。
どちらが「問題がある」「ない」ではなくて、検診という短時間の場では見えない部分がたくさんある。だからこそ、親の「なんか気になる」を大事にしてほしいです。
💬 「早く気づいてあげられなかった」と自分を責めないで
「もっと早く気づいてあげればよかった」
発達障害の診断を受けたあと、こう思うお母さんはとても多いです。私もそうでした。
でも気づくためには、情報が必要です。経験が必要です。そして時間が必要です。
検診でうまく伝えられなかったことも、引っかからなかったことも、あなたのせいじゃない。
「あのときもっと動いていれば」より「今から動く」の方が、ずっと大切だと今は思います。
⭐️ここが大事!
発達障害の気づきは、「早ければ早いほどいい」のは確かです。でも「気づいたそのときがスタート」でもある。今気づいたなら、今から動けばいい。それで十分です。
🤍 まとめ——検診はゴールじゃない、スタートライン
❌ 検診で引っかかった=発達障害確定
✅ 検診は入口。そこからどう動くかが大事
❌ 検診で引っかからなかった=問題なし
✅ 集団検診は限界がある。親の「なんか気になる」を大切に
❌ うまく説明できなかった=私のせい
✅ 短時間で全部伝えるのは難しくて当然。次の機会に繋げればいい
子どもの特性に一番早く気づけるのは、毎日そばにいる親です。検診の結果がどうであれ、あなたの「なんか違う」という感覚は正しいことが多い。
その感覚を信じて、動いていいんです。
同じ時期に悩んでいたお母さんに、少しでも届いていたら嬉しいです。
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