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📌 この記事でわかること
- 「連携してくれる」はずなのに何も伝わらない問題、どう解決したか
- 支援級・放課後デイ・医療機関と具体的に連携するコツ
- ASDの子の家庭学習を継続させる「続けられる形」のつくり方
「学校・病院・センターが連携してくれると言うけど、実際は全然伝わっていない」——そう感じたことはありませんか?
我が家もまったく同じでした。でも途中から、「待っていても変わらない。自分が動くしかない」と気持ちを切り替えたことで、支援の質が大きく変わっていきました。
今回は前編に続き、小学校時代の支援機関との関わり方、支援級との連携、そして「親が育ちの道筋を描く」ことの大切さについてお話しします。
🟠 「連携しています」なのに、何も伝わっていない現実
センターに幼児期からの記録があるはずなのに、小学校へは引き継がれていない。病院・学校・センターはみんな「連携して支援します」と言うのに、実際には親が一から説明しなければならない——。
仕事を休んで各所に足を運び、相談する。でも「よく頑張ってきましたね」「お母さんの力が素晴らしい」と頷かれるだけで、一歩も前に進まないもどかしさ。「話を聞いてもらう場」ではなく「具体的に動いてもらう場」が欲しかったのに、それがなかなか得られませんでした。
そこで私が取った方法は、「待つのをやめる」ことでした。親が具体的にお膳立てをして、実際に動いてくれそうな先生に、丁寧にお願いしていく。そのスタンスに切り替えてから、少しずつ前に進めるようになりました。
🟦 支援級との連携——親が「具体的に動く」ことで変わった
次男が小3の時、支援級で週1〜2時間、個別学習の時間をもらえるようになりました。最初は先生が次男の得意・苦手をうまく把握できていなかったこともあり、カタカナと漢字の繰り返し練習、時計の問題ばかりが続く状況でした。
そこで私は、先生へのお願いをまとめて丁寧に伝えました。
- 漢字・カタカナは「大体の形が合っていれば良い」としてほしい(見え方の特性があるため)
- 時計の問題は1回の授業で1題、確実に理解できるよう説明してほしい
- 残り時間は国語の文法・話し方教材(私が選んで持参)を使ってほしい
「手間を省いてあげること」と「具体的にやることを示すこと」——この2つを意識したお願いにしました。先生からは「具体的に言ってもらえると助かります」と言ってもらえて、その後の授業の質が格段に上がりました。
🟦 病院・放課後デイとの関わり方
次男は小学校から医療機関にもかかっていました。診察は月1回ほどでしたが、「学校での様子」「家での変化」を毎回メモにまとめて持参するようにしました。「先生が読みやすい形でまとめる」ことを意識しました。
放課後デイは複数見学して、次男のペースに合いそうな場所を選びました。「療育っぽいか」より「本人が嫌がらないか」を基準にしたのが正解でした。
支援機関と上手に関わるためのポイントは3つです:
- 情報は親がつなぐ:機関同士が連携してくれることを期待せず、親が情報を整理して各所に共有する
- お願いは具体的に:「よくしてほしい」ではなく「こういうことをしてほしい」と伝える
- 先生の負担を減らす工夫:教材の持参・メモの事前送付など、相手が動きやすい形にする
🟩 「つなぎ役」になると決めてから、支援の質が変わった
次男の支援を進めるにあたって、私が最終的に辿り着いた答えは「自分がつなぎ役になる」ことでした。支援機関同士の連携を待っていても動かない。ならば親が情報の「ハブ」になるしかない、と割り切ったのです。
私が作ったのはA4一枚の「次男の特性まとめシート」です。内容は、診断名・特性・困っていること・有効だった対応・NGだった対応、の5項目。これを学校の担任・支援コーディネーター・放デイのスタッフ・主治医に渡し、年に一度更新するようにしました。担任の先生から「具体的なまとめがあると本当に助かります」と言っていただき、むしろ歓迎されることがわかりました。
⭐️ここが大事! 「子どもの情報を一番持っているのは親」という意識を持つと、動き方がガラリと変わります。
🟡 次男が「学ぶ楽しさ」を取り戻した家庭学習のヒント
支援の整備と並行して、私がずっと頭を悩ませていたのが次男の家庭学習でした。ASDの次男は特定の興味には没頭できるのに、学校の勉強には「意味がわからない」と拒否することが多い子でした。
試行錯誤の末、最終的に一番続いたのがタブレット学習でした。紙のドリルより画面のほうが視覚的に入りやすいのか、次男は「もう1問だけ」と自分から取り組むようになりました。
特に効果があったのが天神タブレット学習です。ASDの子は「自分のペースで進める」「正解したらすぐフィードバックされる」という環境に合いやすいのですが、天神はまさにその設計になっています。正解するとアニメーションが流れる演出が、次男にはとても響いていました。
📱 天神タブレット学習|発達凸凹の子に好評
ASDやADHDの子が続けやすい設計。正解の瞬間に褒めてくれるアニメーション付き。学年をさかのぼった学習もできるので、苦手単元の基礎固めにも使えます。
🟩 「個別の教育支援計画」を活用する
小学校では、支援が必要な子には「個別の教育支援計画」が作られます。これは年度ごとに目標や支援内容を整理した書類で、担任が変わっても引き継がれます。
次男のものを初めて見たとき、「こんな書類があったんだ」と驚きました。もっと早く内容を確認して、親からの意見を入れておくべきだったと反省しています。毎年度の作成時に「保護者の意見欄」に書いてもらえるよう積極的に関わるのがおすすめです。
📚 発達障害・グレーゾーンの子がグーンと伸びた 声かけ・接し方大全
学校・家庭・支援機関でどう声をかければいいか、場面別に具体的に書かれた実践本。支援機関と連携しながら家庭でできることを探しているお母さんに。
📝 まとめ:親が「育ちの道筋」を描いていくということ
診断の有無に関わらず、「気づいた時がスタート」。大まかな計画を持って動くことが大切だと、この経験を通じて強く感じました。
- ✅ 学校の仕組みを知り、「自分の計画に沿ってお願いする」意識を持つ
- ✅ 支援機関とは「情報共有のパートナー」として関わる
- ✅ 家庭学習を継続できる環境(子どもが嫌がらない形)を整える
- ✅ 完璧を目指さず、「今日できること」を一つひとつ重ねる
親が学び、関わり、立ち回ることで、支援の質は大きく変わります。次の記事では、中学入学後に思春期と重なって状況が大きく変わってしまった長男の話をお伝えします。
今日もお疲れさまでした。少しでも参考になれば嬉しいです。

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