※本記事にはPRが含まれます
📌 この記事でわかること
- 支援級の子がいじめに遭いやすい理由と「気づいたときにすべきこと」
- 学校への伝え方、動いてくれないときの次の相談先
- 子ども自身の「嫌と言う力」を育てた方法と、約2ヶ月で状況が変わった経緯
「うちの子、いじめられているかもしれない」
そう気づいたとき、頭が真っ白になりました。
次男がASDの診断を受けて支援級に在籍していた頃のことです。
ある日、連絡帳の端に「〇〇くんにまた言われた」という一文を見つけて、血の気が引きました。
「また」という言葉が、ずっと続いていたことを示していました。
この記事では、私が実際に動いた手順と、やってよかったこと・後悔したことを書きます。
同じ状況で悩んでいるお母さんの参考になれば嬉しいです。
😔 なぜ支援級の子はいじめのターゲットになりやすいのか
理解しておくことで、予防策と対応策の両方が考えやすくなります。
①「違う」ことが目立ちやすい
交流学習などで通常級の子と接する場面で、行動や反応が「違う」ことを面白がられてしまうことがあります。悪意からではなく、「なんか変な反応をする子」という好奇心から始まることも多いです。
②「嫌だ」と伝えるのが難しい
ASDやADHDの特性として、嫌なことをはっきり言葉にするのが苦手な子は多いです。嫌だと言えないから止まらない、というサイクルが起きやすくなります。
③大人に気づかれにくい
休み時間や移動中など、先生の目が届かない場所での出来事は把握しにくいです。子ども自身も「言ってもどうなるかわからない」と思って、黙っていることがあります。
🚨 気づいたとき、最初にすべきこと
①子どもの話を「評価せず」最後まで聞く
「それはいじめじゃないよ」「あなたにも原因があるんじゃない?」——こういう言葉は、子どもの口を完全に閉じさせます。
まずは「そうか、それは嫌だったね」と受け止めること。事実確認や解決策はその後でいいです。
次男は言語化が苦手なので、「誰に・どこで・何をされた」を一気に聞くと混乱しました。「今日、学校でいやなことあった?」とだけ聞いて、出てきた言葉を拾うくらいの気持ちで聞くのがよかったです。
②記録をつける
日付・場所・誰に何をされた・そのときの子どもの様子——これをメモしておきます。
次男の場合、3週間分の記録をまとめて持参したことで、担任の先生も「こんなに続いていたんですね」と初めて実態を把握してくれました。記録があるとないとでは、学校の対応が全然違います。
③すぐに学校に連絡する
「大げさかな」「波風を立てたくない」と思いがちですが、早く動くほど解決が早くなります。
連絡帳に書くより、電話か直接面談の形で伝える方が、先生も真剣に受け止めてくれます。
⭐️ここが大事!
連絡帳を見てから1週間「様子を見よう」と思い続けたのは、今でも後悔しています。「大げさかな」と思わず、早く動いてください。
🤝 学校への伝え方——「攻撃」より「協力依頼」が動かせる
怒りをぶつけたくなる気持ちはよくわかります。でも「学校はどういう対応をしているんですか!」と詰め寄るより、「一緒に解決策を考えてほしい」という形の方が先生も動きやすくなります。
私が面談で使った言い方はこうです。
「子どもがこういう状況にあって、毎朝泣いています。先生にも見えていない部分があると思うので、一緒に状況を把握させてもらえませんか。どんな対応ができるか、一緒に考えたいんです」
担任だけでなく、支援コーディネーターや学年主任にも同席してもらうようにお願いしました。複数の先生が知っている状態にすることで、「担任が変わったら終わり」にならない仕組みができます。
「面談の内容を後でメモして送ります」と伝えておくと、先生側も責任を持って対応してくれます。
📋 学校が動いてくれないときの次の手
残念ながら「様子を見ましょう」で終わってしまうケースもあります。そのときのために、次の相談先を知っておくことが大切です。
✅ 教育委員会の相談窓口:学校の対応に不満がある場合の相談先。学校の上部機関なので動きが変わることがあります。
✅ スクールカウンセラー:担任を通さず直接相談できます。担任への橋渡し役になってくれることも。
✅ 子どもの人権110番(0120-007-110):いじめに関する無料相談窓口。専門の相談員が対応。
✅ 発達障害者支援センター:発達障害の子特有の困り感に詳しく、学校対応のアドバイスをもらえます。
🏫 キズキ共育塾(発達障害専門)
学校でいじめや孤立を経験した子は、学習への意欲も落ちやすいです。発達障害・グレーゾーンの子の対応実績が豊富な個別指導塾なら、「学校以外の安心できる学びの場」としても機能します。学校とは別の自信をつける場所として考えてみてください。
💪 子ども自身の「嫌だと言う力」を育てる
いじめへの対応と並行して、次男自身が「嫌なことを嫌と言える」力を育てることにも取り組みました。
通級の先生にお願いしてSSTの時間を増やしてもらい、「嫌なことをされたときどう言うか」をロールプレイ形式で練習しました。
「やめて」「嫌だ」「先生に言う」という言葉を声に出す練習を繰り返すことで、実際の場面でも使えるようになっていきました。
家でも、日常の小さな場面で「それ嫌だったの?じゃあ『やめて』って言ってみようか」と練習する機会を作りました。安全な場所で何度も繰り返すことが大事です。
🏀 学校以外の「居場所」を作ったことが転機になった
いじめ対応をしながら同時に大切にしたのが、次男の心のケアでした。
特に大きかったのが「学校以外の居場所を作る」こと。
次男がバスケを始めてからの変化は目覚ましかったです。学校でつらいことがあっても「他にも自分の場所がある」という安心感が、次男の表情を明らかに変えていきました。
家では「安全基地」であることを意識しました。
「今日学校でいやなことあった?」と毎日聞きながら、何を言っても否定しない時間を意識的に作りました。
📚 発達障害・グレーゾーンの子への声かけ・接し方大全
「嫌と言えない子にどう声かけすればいいか」「怒りや悲しみをうまく表現できない子との関わり方」が場面別に書かれています。いじめ対応の時期に読んで、次男への声かけが変わりました。
🌱 約2ヶ月後、状況が変わった
いじめの問題が落ち着いたのは、相談から約2ヶ月後のことでした。
完全になくなったわけではありませんでしたが、次男が「嫌なことははっきり言う」力を身につけたことで、状況が変わっていきました。
今の次男は「こういうことをされたら先生に言う」という行動が自然にできるようになっています。つらい経験でしたが、乗り越えた先に確かな成長がありました。
📝 まとめ|早く動いた分だけ、状況は変わる
✅ 気づいたらまず「話を評価せず聞く」「記録する」「すぐ学校に連絡する」
✅ 学校への伝え方は「攻撃」より「一緒に考えたい」の姿勢が動かせる
✅ 学校が動かないときの相談先(教育委員会・人権110番等)を知っておく
✅ 「嫌と言う力」の練習と「学校以外の居場所」が子どもの回復を支える
もし今、同じ状況にいるお母さんがいたら——「大げさかな」と思わずに動いてください。
動いた分だけ、状況は変わります。お母さんが早く動いたことが、子どもを守ります。
ゆっくりで大丈夫。あなたは十分、頑張っています。


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