※本記事にはPRが含まれます。
「なんでこんな簡単なことができないんだろう」
ランドセルの底に溶け込んでいくプリント。どこかへ消えていくワーク。締め切りを知らないまま過ぎていく提出物。
発達障害のある子を持つ親なら、この光景に心当たりがあるかもしれません。
うちの次男(ASD・現在中学2年)が中学に進学したとき、私が一番不安だったのは「勉強についていけるか」じゃなくて——「管理できるか」でした。
この記事では、ASDの次男が中学に入ってから実際に試した「プリント・提出物・忘れ物対策」を正直に書きます。完璧じゃないけど、確実に楽になった方法です。
📋 次男の小学校〜中学の経緯
次男はASDの診断を受けていますが、IQは高め。小学校は市の判断で通常級に進みましたが、2年生のときに担任との関係が深刻になり、支援級と通常級の両方に席を持つ形で過ごしました。
小学1年のウィスク検査ではIQ84でしたが、小学5年3月の検査ではIQ113に上がっていました。「良い生活をするとIQが上がる項目がある」と福祉の先生に教えてもらったことが印象に残っています。
中学は普通級でスタート。部活はバスケ部に入り、楽しく通えています。人間関係は——意外にも順調でした。
😄 人間関係は「鈍感力」が最強バリアに
正直、集団になじめるか心配でした。
次男は空気を読むのが苦手で、話し方もちょっと独特。「クラスで浮かないかな」とドキドキしながら送り出しました。
でも、男子中学生ってまだまだ幼いんですよね。次男の天然なキャラがむしろ「おもしろいやつ」として受け入れられていたようで。一部からかいのようなことがあっても、次男本人が気づかずスルー。
本人が気にしないから、嫌な空気も続かない。
「鈍感力」って、こんな形で味方になるんだなと思いました。
😱 本当の壁は「管理」だった
人間関係が思ったより順調だったぶん、別の壁が一気にやってきました。
それが「物と情報の管理」です。
中学校はとにかく持ち物が多い。ワーク、ノート、資料集、プリント、スケッチブック……教科ごとにバラバラで、毎日持ち物が違う。
整理が苦手な次男は、入学からしばらく——
❌ プリントがカバンの底でぐしゃぐしゃ
❌ ワークがどこかへ消える
❌ 提出締め切りを知らないまま当日を迎える
毎朝バタバタするのは私も次男も消耗するだけ。「どうすれば回るか」を一緒に考えました。

💡 工夫①:B4チャック袋で「教科ごとまとめ持ち」
まず試したのが、中身が見えるB4チャック袋を教科の数だけ用意すること。
ワーク・ノート・プリント、その教科に関するものをぜんぶ1つの袋にまとめる。
「この袋=この教科」というルールにしたら、次男でも対応できるようになりました。
完璧に整理できなくてもいい。袋に入れさえすれば、少なくとも「どこにあるか分からない」はなくなる。「できる形に合わせる」を優先したら、ぐっと楽になりました。
💡 工夫②:提出物は「赤シール」で見える化
中学で一番ストレスだったのが提出物の管理。教科ごとに違う、締め切りもバラバラ。次男は黒板を書き写すのが苦手なので、情報をキャッチできないことも多い。
そこで——
✅ 提出物がある書類には赤いシールを貼る
✅ 提出が終わったらシールを剥がす
「見れば分かる」状態を作りました。チェックは本人に任せて、抜けているときだけ声をかける。「全部管理しなきゃ」という母の負担もぐっと減りました。
💡 工夫③:忘れ物対策は「アレクサに任せる」
「体操服!」「ワーク!」と朝に声かけしても、聞いていないことが多い。
そこで登場したのがAlexaの音声リマインダー。
「〇曜日の朝7時に『体操服を持ったか確認して』と言う」と設定したら、母が言うより素直に動く(笑)。
それでも忘れる日はあります。でも「まあ仕方ない、本人が困る経験も必要」と思えるようになったのも大きな変化でした。完璧を求めないことが、私自身のストレスを減らしてくれました。

💡 工夫④:テスト前は「勉強より提出物を先に」
我が家のルールは——テスト前はまず提出物を終わらせる。
提出物はテスト範囲と重なっていることが多いので、結果的に復習になります。
「勉強しなさい」と言うより「ここまで終わらせよう」の方が次男は動ける。ゴールが具体的な方が特性に合っているんだと気づきました。
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📝 まとめ:「できる仕組み」があれば大丈夫
支援級とは全く違う中学の環境。最初は不安でしたが、今はこう思っています。
発達障害のある子の「できない」は、やる気の問題じゃない。やり方が合っていないだけ。
- B4チャック袋で教科ごとまとめ持ち
- 赤シールで提出物を見える化
- アレクサで忘れ物リマインダー
- テスト前は提出物を先に終わらせる
この4つの仕組みで、うちの次男はだいぶ回るようになりました。
全部いっぺんにやらなくていい。まず一つ試してみてください。
あなたのお子さんに合う形が、きっと見つかります。
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