ASD次男の中学「提出物・忘れ物」対策|プリント地獄を乗り越えた4つの工夫

ASD次男の記録

📌 この記事でわかること

  • ASDの次男が中学入学後に直面した「管理」の壁
  • プリント・提出物・忘れ物を激減させた4つの工夫
  • 申し送りが機能しなかったときの親の動き方
  • 「鈍感力」が次男を救った人間関係の話

※本記事にはPRが含まれます。

「なんでこんな簡単なことができないんだろう」

カバンの底に溶け込んでいくプリント。どこかへ消えていくワーク。締め切りを知らないまま過ぎていく提出物。

発達障害のある子を持つ親なら、この光景に心当たりがあるかもしれません。

うちの次男(ASD・現在中学2年)が中学に進学したとき、私が一番不安だったのは「勉強についていけるか」じゃなくて——「管理できるか」でした。

この記事では、ASDの次男が中学に入ってから実際に試した「プリント・提出物・忘れ物対策」を書きます。完璧じゃないけど、確実に楽になった方法です。


📋 次男の小学校〜中学の経緯

次男はASDの診断を受けています。IQは低め→やや高めへと変化していきました(後述)。小学校は市の判断で通常級に進みましたが、2年生のときに担任との関係が深刻になり、支援級と通常級の両方に席を持つ形で過ごしました。

小学1年のウィスク検査ではIQ85でしたが、小学5年3月の検査ではIQ113に上がっていました。「良い生活をするとIQが上がる項目がある」と福祉の先生に教えてもらったことが印象に残っています。

中学は普通級でスタート。部活はバスケ部に入り、楽しく通えています。人間関係は——意外にも順調でした。
小学校の間はスマイルゼミを使っていた時期もありましたが、中学進学と前後して解約。塾に切り替えて約1年半通いました。合うかどうかを試しながら、今の形にたどり着いています。


😄 人間関係は「鈍感力」が最強バリアに

正直、集団になじめるか心配でした。

次男は空気を読むのが苦手で、話し方もちょっと独特。「クラスで浮かないかな」とドキドキしながら送り出しました。

でも、男子中学生ってまだまだ幼いんですよね。次男の天然なキャラがむしろ「おもしろいやつ」として受け入れられていたようで。一部からかいのようなことがあっても、次男本人が気づかずスルー。

本人が気にしないから、嫌な空気も続かない。

「鈍感力」って、こんな形で味方になるんだなと思いました。


😱 本当の壁は「管理」だった

人間関係が思ったより順調だったぶん、別の壁が一気にやってきました。

それが「物と情報の管理」です。

中学校はとにかく持ち物が多い。ワーク、ノート、資料集、プリント、スケッチブック……教科ごとにバラバラで、毎日持ち物が違う。

整理が苦手な次男は、入学からしばらく——

❌ プリントがカバンの底でぐしゃぐしゃ
❌ ワークがどこかへ消える
❌ 提出締め切りを知らないまま当日を迎える

毎朝バタバタするのは私も次男も消耗するだけ。「どうすれば回るか」を一緒に考えました。


プリントがぐちゃぐちゃになった次男

💡 工夫①:B4チャック袋で「教科ごとまとめ持ち」

まず試したのが、中身が見えるB4チャック袋を教科の数だけ用意すること。

ワーク・ノート・プリント、その教科に関するものをぜんぶ1つの袋にまとめる。

「この袋=この教科」というルールにしたら、次男でも対応できるようになりました。

完璧に整理できなくてもいい。袋に入れさえすれば、少なくとも「どこにあるか分からない」はなくなる。「できる形に合わせる」を優先したら、ぐっと楽になりました。


💡 工夫②:提出物は「赤シール」で見える化

中学で一番ストレスだったのが提出物の管理。教科ごとに違う、締め切りもバラバラ。次男は黒板を書き写すのが苦手なので、情報をキャッチできないことも多い。

そこで——

✅ 提出物がある書類には赤いシールを貼る
✅ 提出が終わったらシールを剥がす

「見れば分かる」状態を作りました。シールがあるうちはまだ出せていない、剥がれていたら完了。確認は本人がやる。私は「シール残ってる?」の一言だけでよくなった。「全部管理しなきゃ」という母の負担もぐっと減りました。


💡 工夫③:忘れ物対策は「アレクサに任せる」

「体操服!」「ワーク!」と朝に声かけしても、聞いていないことが多い。

そこで登場したのがAlexaの音声リマインダー

曜日ごとにアラームを設定して、音で気づかせる。母が言うより素直に動く(笑)。実際にはアラーム程度のシンプルな使い方だけど、それだけでも十分だった。

それでも忘れる日はあります。最初は学校に届けようとしていたけど、やめました。「本人が困る経験も必要」と気づいたのが大きかった。完璧を求めないことが、私自身のストレスを大きく減らしてくれました。


チャック袋で教科ごとに整理する次男

💡 工夫④:テスト前は「勉強より提出物を先に」

我が家のルールは——テスト前はまず提出物を終わらせる。

提出物はテスト範囲と重なっていることが多いので、結果的に復習になります。

「勉強しなさい」と言うより「ここまで終わらせよう」の方が次男は動ける。ゴールが具体的な方が特性に合っているんだと気づきました。

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仕組みづくりと同じくらい大事なのが「声のかけ方」。「なんでできないの」という言葉が無意識に出ていた時期があった。でも、発達障害の子の「できない」には理由がある。この本を読んでから、次男への声かけがずいぶん変わりました。

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📝 まとめ:「できる仕組み」があれば大丈夫

支援級とは全く違う中学の環境。最初は不安でしたが、今はこう思っています。

発達障害のある子の「できない」は、やる気の問題じゃない。やり方が合っていないだけ。

  • B4チャック袋で教科ごとまとめ持ち
  • 赤シールで提出物を見える化
  • アレクサで忘れ物リマインダー
  • テスト前は提出物を先に終わらせる

この4つの仕組みで、うちの次男はだいぶ回るようになりました。

全部いっぺんにやらなくていい。まず一つ試してみてください。

あなたのお子さんに合う形が、きっと見つかります。


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