発達障害の子が宿題をやらない…ADHD・ASD兄弟を育てる母が試した対策と「これが効いた」実録

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📌 この記事でわかること

  • 発達障害の子が「宿題できない」のは特性のせいで、やる気の問題ではない理由
  • やってみてダメだった対策と、わが家で効果があった方法5つ
  • ADHD長男・ASD次男の「今のリアル」と、宿題より大事なことへの気づき

「宿題やったの?」

毎日この一言から始まる攻防戦。
返ってくるのは無視か、「あとで」か、「わかってる!」という怒声。

それでも言わないわけにはいかなくて、また言う。また言われる。また怒鳴り合う。

このループ、いつまで続くんだろう…と思っていたのは、まぎれもなく私です。

うちには発達障害の息子が2人います。ADHD(不注意優勢型)の長男と、ASDの次男。宿題についての悩み方は2人で少し違うけれど、「宿題バトル」は長い間わが家の日常でした。

今日は、私がやってみてダメだったこと、逆に少しずつ変わってきたこと、そして今の正直な状況をお話しします。

なぜ発達障害の子は宿題ができないのか 🤔

まずここを知っておくと、少しだけラクになります。

発達障害の子が宿題をやらないのは、「やる気がない」わけじゃないんです。
特性が「宿題に取り組む」という行動を、ものすごく難しくしているんです。

具体的に言うと——

段取りが苦手(実行機能の弱さ)
「宿題をやる」って、実はたくさんのステップがあります。ランドセルを開ける→宿題を出す→机を片付ける→鉛筆を持つ→問題を読む…。この一連の流れを自分で組み立てるのが、ADHDの子には本当に難しい。

切り替えが苦手(ASDの特性)
ゲームやテレビから宿題への「スイッチ切り替え」が、ASDの子はとても苦手。終わりが見えないと動けない、急に言われると固まる、というのはよくあることです。

学校での疲労が限界(感覚過敏・社会的疲弊)
発達障害の子は、学校でものすごいエネルギーを使って「普通に見せている」ことが多い。帰宅した時点でもうタンクが空っぽ。そこに宿題は、正直しんどい。

見通しが持てない(不安・こだわり)
「どのくらいかかるかわからない」というのが、意外と大きなハードルです。先が見えないと動き出せない。

「わからない」が言えない(プライドや羞恥心)
特に高学年になると、「わからない」を言い出せずに固まってしまうことも。

⭐️ ここが大事! 「やらない」のではなく「やれない」のです。この違いが、関わり方を変えるヒントになります。

やってみてダメだった対策 ❌

わが家でやってみて、うまくいかなかったこと。

「宿題やったの?」と毎回聞く
言えば言うほど反抗心が強くなる一方で、私も消耗する一方でした。声かけのたびに険悪な空気になって、宿題以前に関係が壊れそうでした。

「やらないと先生に怒られるよ」と脅す
効果は一瞬。すぐ慣れます。「怒られればいいじゃん」という境地に達していました(苦笑)。

「お兄ちゃんはできてたのに」と比べる
これは本当によくなかったです。長男・次男で特性が違うのに比べるのは意味がないし、傷つけるだけでした。

「宿題が終わるまでゲーム禁止」ルールを作る
宿題をやらないとゲームできない→でもやりたくない→硬直、という無限ループ。ゲームへの執着が強い次男には特に逆効果でした。

親が横について全部やらせようとする
私がついていると、頼りすぎてしまう。いなくなると止まる。そのうち親子両方がしんどくなりました。

少しずつ変わってきた「効いた対策」5選 ✅

試行錯誤の末、「これは少し効いた」と感じたものをシェアします。
わが家で100%うまくいったわけじゃないけれど、バトルの回数は確実に減りました。

① 帰宅後すぐではなく「休憩時間」を先に確保する

「帰ったらすぐ宿題」は、うちの子たちには無理でした。まず30分〜1時間、好きなことをさせる。その後「じゃあ宿題の時間ね」と声をかけると、スムーズに移行できることが増えました。

「充電が切れた状態で勉強はできない」——そう気づいてから、少し楽になりました。

② 「宿題タイム」を時間で区切る

「終わるまでやる」ではなく「20分やる」。終わらなくても20分で一区切り。
先が見えないと動けない次男には、「いつ終わるか」を見える化することが大事でした。タイマーをセットして「鳴ったら終わり」にしてから、座れる時間が増えました。

③ 「どこからやるか」を一緒に決める

「宿題やって」ではなく、「算数と漢字、どっちから先にやる?」と選ばせる。
自分で決めたことは、少し動けるんです。「決定権を子供に渡す」のは、特に自己主張が強いASDの子に効きました。

④ 「先生に言う」ではなく「先生に相談する」スタンスで

宿題の量・内容が特性に合っていない場合、担任に正直に伝えることも大事でした。「宿題を全部やらせることよりも、本人が無理なく続けられる量に減らしてもらえませんか」と相談したことがあります。快く対応してくれた先生もいて、それだけで子供の表情が変わりました。

⑤ 「できた」を小さく積み上げる

1問解けた。漢字1行書けた。それだけで「よくやった」と言う。
「全部終わってから褒める」より「途中経過を拾う」方が、続けやすいと気づきました。完璧を求めない。それだけで、宿題に向かう顔が少し変わります。

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わが家の今(次男・中2のリアル)📝

長男は今、高専2年生で入寮中。宿題バトルは遠い過去の話です。寮に入ってから自分で起きて、自分で動いている姿を見て、「環境が変われば人は変わるんだ」と実感しています。

次男は中学2年生。宿題については…正直、まだまだ課題があります。

「やれてる日」と「全然無理な日」が波のようにきます。そのムラを責めるのをやめてから、険悪な空気が少し減りました。

今は、英語だけ週1で家庭教師をつけています。5歳上の大学生の先生です。宿題も「先生に見せる」という目的ができてから、以前の個別塾の時よりも英語だけはコツコツできるようになってきました。

家庭教師の先生との1対1の関係の構築。「先生に見せる」という動機づけ、次男に合っていると気づきました。

宿題より大事なこと、気づいたこと 🌱

宿題バトルを何年も繰り返してきた私が、今思うこと。

宿題って、「やらせること」が目的じゃないんですよね。

本当の目的は「学びが定着すること」。
そして発達障害の子が長期的に学び続けるために一番大事なのは、勉強嫌いにさせないことだと思っています。

宿題バトルで毎日怒鳴り合っていたら、子供の心に「勉強=苦しいもの・親に怒られるもの」という記憶が刻まれていきます。それがいちばん怖い。

「今日は宿題できなかったけど、一緒におやつ食べながら少し話した」——それが後から効いてくることって、あると思うんです。

⭐️ ここが大事! 宿題をやらせることより、「この子がどうすれば動けるか」を観察する時間の方が価値があることもある。

まとめ ✅

❌ 毎日「宿題やったの?」と追い詰める
❌ 「やらないと怒られるよ」と脅す
❌ 全部終わるまで解放しないルールを作る

⭕️ 帰宅後の休憩時間を先に確保する
⭕️ 時間で区切って「いつ終わるか」を見える化する
⭕️ 「どこからやるか」を本人に選ばせる
⭕️ 先生に量・内容を相談してみる
⭕️ 小さなできたを拾って積み上げる

宿題バトルで疲れているお母さんへ。
あなたが悩んでいるのは、それだけ子供のことを真剣に考えているから。

完璧にやらせなくて大丈夫です。みんなそんな物、安心してください☺️

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