発達障害の子のゲーム・スマホ問題——取り上げたら大爆発した私が気づいたこと

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※本記事にはPRが含まれます

📌 この記事でわかること

  • ADHD・ASDの子がゲーム・スマホにハマりやすい理由
  • 長男(ADHD)・次男(ASD)それぞれのゲームトラブル実録
  • 「取り上げる」以外でうちが試して効いたこと

「いい加減にしなさい!」

幼児期の話、ゲームを取り上げたら、次男が大爆発しました。

泣き叫ぶ、物を投げる——。あのときの光景は、今でも忘れられません。

発達障害の子を育てていると、ゲームやスマホとの付き合い方に頭を抱える場面が何度もあります。「他の子はどうしているんだろう」「これって依存症?」「どこまで許していいの?」——。

うちはADHD高専2年の長男と、ASD中2の次男、2人とも発達特性があります。同じ「ゲーム問題」でも、特性が違うと悩み方もまったく違いました。今日はそのまま書きます。

🎮 なぜ発達障害の子はゲームにハマりやすいの?

まずここを知っておくと、子どもへの見方が少し変わります。

ADHDの子はドーパミン(やる気・快楽に関わる脳内物質)が不足しやすいと言われています。ゲームはその刺激を手軽に補給できる。「やめられない」のは意志が弱いのではなく、脳の特性によるところが大きいんです。

ASDの子は、好きなことへの集中力が非常に高い反面、切り替えが苦手です。「あと1回だけ」が本当にできない。ゲームの世界のルールは明確で、予測できるから安心できる——という面もあります。

⭐️ここが大事!

「やめなさいと言ってもやめない」のは、サボりでも反抗でもなく、脳の仕組みによるものです。そこを理解した上で対策を考えないと、ずっと平行線になります。私がそうでした。

夜遅くゲームをする長男と心配そうな母

😔 長男(ADHD)の場合——昼夜逆転とゲーム

長男のゲーム問題が深刻になったのは、中学時代です。

もともと長男は「ぼーっとしている子」で、家でも学校でも上の空。ところがゲームの前だけは別人でした。時間を忘れて没頭する。声をかけても返事がない。

中学の思春期が重なって、夜遅くまでゲームをするようになりました。気づけば昼夜逆転。朝起きられない、学校に行く気力がない——という状態が続いた時期があります。

私は何度も「いい加減にしなさい」と言いました。でも長男は「うるさい」と部屋に閉じこもる。言えば言うほど、関係が悪くなっていきました。

今思えば、ゲームは長男にとって「唯一うまくいく場所」だったのかもしれません。学校では上の空で怒られる、勉強はわからない、でもゲームの中では自分のペースで進められる。そこを取り上げることだけを考えていた私は、長男の気持ちを全然見えていなかった。

ゲームを取り上げられて泣き崩れる次男と困惑する母

😔 次男(ASD)の場合——切り替えられなくて爆発

次男のゲーム問題は、長男とは別の形でした。

次男はASDの特性で、見通しが立たないことや、流れを突然中断されることが極端に苦手です。「あと10分ね」と言っても、10分後に「やめて」と言うとパニックになる。

一番激しかったのは幼児の頃。ゲームを取り上げた瞬間に泣き叫ぶ・物を投げる——。「依存症なのか」「私の育て方が悪いのか」と本気で怖くなりました。

⭐️ここが大事!

ASDの子の「切り替えられない」は、わがままではありません。脳が「今やっていることを止める」という処理をするのに、定型発達の子より時間とエネルギーがかかります。「終わりの見通し」を事前に十分に伝えることが、爆発を防ぐ一番の手がかりです。

❌ うまくいかなかったこと

正直に書きます。最初にやったことは、ほぼ全部うまくいきませんでした。

  • 「1時間まで」とルールを決める → 守れないたびに衝突
  • ゲーム機を隠す・取り上げる → 信頼関係が壊れた
  • 「ゲームばかりしてたら将来困るよ」と説得する → 全く届かない
  • 「宿題終わったらゲームね」 → 宿題に取りかかれないADHDには機能しない

「なぜ言ったことが守れないの?」と思い続けていた私は、特性のことをまだわかっていなかったんだと思います。

✅ うちで効いた3つのこと

試行錯誤の末に、うちで機能するようになったのはこの3つです。

① 終わりを「時間」ではなく「場面」で伝える

「7時まで」より「ご飯の支度を始めたら終わりね」のほうが次男には伝わりやすかった。時間の感覚が弱いASD・ADHDの子には、目に見える「場面の変化」がアンカーになります。

② 終わる前に「あと何分?」と確認する

突然「終わり!」ではなく、「あと15分で終わりね。今何分で終われそう?」と先に確認する。自分で「あと10分」と言わせると、その言葉が本人の中でルールになります。

③ ゲームを「敵」にしない

長男が高専でプログラミングに夢中になれたのは、もともとゲームで「作る・動かす」に興味があったからだと思います。「ゲームをやめさせる」ではなく「ゲームへの興味をどこかにつなげられないか」という視点に変えてから、長男との関係が少し楽になりました。

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🤍 まとめ

❌ やめさせようとするほど関係が壊れる
✅ 特性を理解した上で「終わり方」を工夫する

❌ 「意志が弱い」「だらしない」と責める
✅ 脳の仕組みによるものだと知った上で関わる

❌ ゲームを完全に悪者にする
✅ ゲームへの興味を別の場所につなげる視点を持つ

「うちの子、ゲームやめられなくて困ってる」というお母さんに届いていたら嬉しいです。完全に解決したわけじゃないけれど、「戦わなくていい」とわかってから、だいぶ楽になりました。

ゲームに対する興味が、将来役立っていくかもしれませんしね☺️

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