療育手帳・精神障害者保健福祉手帳——申請して却下・承認・更新却下、全部経験した母の記録

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📌 この記事でわかること

  • 発達障害の子が対象になる手帳の種類と違い
  • 療育手帳を申請して「却下」「OK→更新却下」になった実録
  • 精神障害者保健福祉手帳で受けられる主なサービス

「手帳って、うちの子でも取れるの?」

発達障害の診断が出てしばらくすると、こんな疑問が浮かんできます。でも「何の手帳?」「どうやって申請するの?」「取ったらどんなメリットがあるの?」——調べようとすると情報が多くて、どこから手をつけていいかわからなくなることも。

うちはADHD高専2年の長男とASD中2の次男、2人とも手帳の申請を経験しています。却下あり・承認あり・更新で却下あり——いろいろな結果を経験しました。今日はそのまま書きます。

📋 発達障害に関係する手帳は主に2種類

「障害者手帳」と一口に言っても、種類があります。発達障害の子に関係するのは主にこの2つです。

手帳の種類対象発達障害との関係
療育手帳知的障害がある方知的障害を伴う場合に対象。ADHD・ASD単体では取れないことが多い
精神障害者保健福祉手帳精神疾患がある方ADHD・ASD単体でも取得できる。診断書が必要
身体障害者手帳身体に障害がある方発達障害は基本的に対象外

「発達障害 = 療育手帳」というイメージを持っている方もいますが、療育手帳は知的障害が基準です。知的障害を伴わないADHD・ASDだけでは申請しても通らないことがほとんどです。

⭐️ここが大事!

ADHD・ASD単体の場合、取得できる可能性が高いのは精神障害者保健福祉手帳です。「精神」という言葉に抵抗を感じる親御さんもいますが、発達障害も対象になります。

窓口で書類を手に困惑する母と長男

📝 うちの申請記録——却下・承認・更新却下

うちは2人とも、まず療育手帳の申請から始まりました。

長男(ADHD)の場合

小学1年のとき、市の福祉施設に相談した時に勧められて療育手帳を申請しました。結果は却下。長男は知的障害を伴わないADHD不注意優勢型だったため、療育手帳の基準には届きませんでした。

そのときは「そうか、取れないのか」と落ち込みましたが、後から「精神障害者保健福祉手帳があるよ」と教えてもらい、改めて申請。こちらは取得できました。

次男(ASD)の場合

保育園の年長のとき、療育手帳を申請したところ承認されました。当時の次男は行動面での大変さが目立っているのに加えてIQも低かった。それでも判定がギリギリだったらしく審査の先生からも次の更新は成長にもよりますが難しいかもしれません、と前もって言われました。

数年後の更新のとき——やっぱり結果は却下。今思えば小学5年のWISC検査でIQが113まで上がっていたこともあり、当時でも基準を超えていたのでしょう。

次男も長男と同様、その後精神障害者保健福祉手帳を取得しています。

⭐️ここが大事!

療育手帳は「一度取れたら安心」ではありません。更新のたびに再審査があり、子どもの成長・IQの変化によって結果が変わることがあります。更新で却下になるケースは珍しくないので、「次の手」を知っておくことが大切です。

🎫 精神障害者保健福祉手帳で受けられる主なサービス

手帳を取得すると、どんなサービスが受けられるのか——主なものをまとめます。ただし、サービスの内容や範囲は都道府県・市区町村によって異なります。必ず住んでいる自治体の窓口で確認してください。

📌 税金・お金の面

  • 所得税・住民税の障害者控除(27万円、特別障害者は40万円)
  • 相続税の障害者控除
  • 自動車税・自動車取得税の減免(自治体による)

📌 交通・施設の割引

  • 公共交通機関の割引(バス・タクシーなど。JRは療育手帳のみの場合が多い)
  • 映画館・博物館・美術館などの入場料割引(施設による)
  • 携帯電話料金の割引(各キャリアの障害者割引)

📌 就労・生活支援

  • 障害者雇用枠での就職活動が可能になる
  • 就労移行支援・就労継続支援などの福祉サービス利用
  • グループホームなどの福祉施設の利用

うちが「取っておいてよかった」と感じたのは、税金の控除将来の就労支援につながる選択肢が増えることです。今すぐ使うサービスが少なくても、持っているだけで将来の選択肢が広がります。

💬 「取るべきか迷っている」という方へ

手帳の取得をためらう理由として、よく聞くのが「レッテルを貼られるような気がして」「将来不利になるんじゃないか」という不安です。

私もそう思っていた時期がありました。

でも実際に動いてみて感じたのは、手帳は「持つかどうか選べる」ものだということ。取得しても使わない選択もできる。持っているからといって、必ず「障害者」として扱われるわけではありません。

一方で、必要なときに手帳がないと使えないサービスもあります。就労支援や税控除は特に、「あのとき取っておけばよかった」という話を聞くことがあります。

「取るかどうか」より、まず「どんなものか知っておく」だけでいい。主治医や福祉の担当者に一度相談してみることをおすすめします。

📚 発達障害の人が見ている世界

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手帳を手にして安堵する母のイラスト

✅ まとめ

❌ 発達障害 = 療育手帳が取れる、ではない
✅ 知的障害を伴わない場合は精神障害者保健福祉手帳が選択肢になる

❌ 一度取れたら更新も通る
✅ 更新のたびに再審査。成長でIQが上がると却下になることもある

❌ 手帳を取ると将来不利になる
✅ 持つかどうか・使うかどうかは選べる。選択肢が増えるもの

手帳のことは、知っているだけで「いざというときの安心」になります。うちの経験が、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

焦らず、一緒に進んでいきましょう。

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