発達障害の子、英語だけ壊滅的——集団塾・個別塾・家庭教師を3回試してわかったこと

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📌 この記事でわかること

  • ASD・ADHDの子が英語だけ極端に苦手になりやすい理由
  • 集団塾→個別塾→家庭教師、3回試して見えた「合わなかった理由」
  • 週1・1時間でも続いている今の形にたどり着くまでの記録

※本記事にはPRが含まれます

「英語だけ、本当にダメなんです」

中学に入ってから、同じような境遇のお母さんとそんな話をする機会が増えました。

数学はなんとかなっている。国語も読み書きはできる。でも英語だけどうにもならない——。

うちも、同じです。

次男はASD(自閉スペクトラム症)で、現在中学2年。小学4年生のときから英語を学ばせようと動いてきました。集団塾・個別指導塾・家庭教師と3パターン試して、正直なところ失敗の方が多かったです。

でも今、やっと「これなら続く」という形にたどり着きました。

週1・1時間という細〜い線。それでも続いているのは、「量の見極め」と「先生との相性」が、ようやくかみ合ったからだと思っています。

この失敗の記録と、今の形をそのまま書かせてください。

英語との最初の出会い——「大丈夫です」を信じた結果(小4)

次男が英語と初めて向き合ったのは、小学4年生のとき。入会した塾は大手の集団塾でした。

入会前の面談で、私はちゃんと伝えていたんです。

「次男は自閉症があって、授業についていけないかもしれない」「英語はまだ全然やっていないから、まずアルファベットに馴染ませたい」と。

塾の先生の返答は「大丈夫ですよ。クラスの先生には特に気にして見るように伝えていますし、ちゃんとついていけている、とのことでしたよ。」でした。

信じていました。先生がそう言うなら、と。

でも、授業見学に行ったとき、目の当たりにしました。

次男だけが、完全に置いていかれていました。クラスのほかの子たちがスラスラ進む中、次男はどこをやっているかすら追えていない様子でした。

見た瞬間に「これは違う」とわかりました。その場でやめることを決めて、すぐに辞めさせました。

「大丈夫です」と言われると信じてしまう。でも実態は全然違っていた——これが最初の教訓です。そしてこの経験が、後の塾選びでも繰り返されることになります。

⭐️ 「先生の言葉」より「自分の目で見た様子」を信じる

この体験で「英語=ついていけないもの」という印象が次男の中に残ってしまいました。これが後々まで響いてくることになります。

個別塾に変えても伸びなかった理由(小6〜中1)

小4の失敗を踏まえて、次に動いたのは小学6年生の1月。中学入学を控えて「英語だけは嫌いにさせたくない」と思ったんです。選んだのは個別指導塾。1対1でマイペースに進められる形なら大丈夫だと思って。

「次男くんみたいなタイプの子も多いですよ」と塾長さんに言ってもらって、それが決め手になりました。中学入学後も続けました。

最初のテストはまあまあ平均点で「よかった、この形でいける」と思ったのもつかの間。2学期から成績がじりじりと下がり始めました。

「こりゃダメだ」——担当の先生を見て、自分から休会を申し出た

中学1年の3学期、はじめて塾の担当の先生(大学生)と直接会う機会をつくりました。

面談で私が質問をすると、先生は黙って塾長の方を見上げて助けを求めるような様子でした。自分の言葉でしっかり話すことができない。どの質問も、塾長経由でしか答えが返ってこない。

次男に授業の様子を聞いてみると「先生、ちいかわの話ばっかりするよ。面白い」と言っていました。それは本当のことだったと思います。次男は先生のことを嫌いではなかった。

でも私には、これ以上続けても意味がないとわかりました。授業の質も、親との意思疎通も、この先に期待できない。そう判断したのは私自身です。

ただ、波風は立てたくありませんでした。「先生がダメだから」と正直に言うのも角が立つ。

だから休会を申し出るとき、こう伝えました。

「次男の意欲がちょっと落ちてきているので、一旦休ませてください」

それが口実でした。本音は違う。でも角を立てずに出るための言葉として選びました。

休会の手続きをして、すぐに次の手を考え始めました。

⭐️ 「波風を立てずに辞める」も、親の戦略のひとつ

子どものために動くとき、正直に言うことが正解とは限りません。次男にとって不要なトラブルを避けながら、静かに次へ進む。それも親の仕事だと思っています。

ASD・ADHDの子が英語を苦手にしやすい理由

少し立ち止まって考えると、次男が英語を苦手とするのには理由があると思っています。

ASDの特性のひとつに「文脈から意味を読む」のが難しい、というものがあります。英語はこの力が特に問われる教科です。同じ単語でも文脈によって意味が変わる。省略された主語を補う。ニュアンスで理解する。そういった「行間を読む」作業が、ASDの特性のある子には負担になりやすいんです。

ADHDの場合は、繰り返しの暗記作業(単語・文法・例文)がとにかくしんどい。「また同じのやるの」という感覚が積み重なって、英語そのものへの苦手意識につながっていく。

「やる気がないだけ」ではなく、「特性と英語学習の相性の問題」という視点を持つと、少し気持ちが楽になります。

家庭教師に変えた決め手(中2の4月〜)

塾を休会してから、次男に無理に何かさせることをやめて様子を見ました。色々考えた末、中2の4月より大学生の家庭教師を頼むことにしました。次男より5歳年上の、同性の大学生です。

決め手は2つありました。

ひとつは、毎回母に進捗を報告してくれること。来るたびに「今日はここをやりました、次はここに取り組みます」と教えてくれます。塾のときに感じていた「現場が見えない」という不安が一気に解消されました。

もうひとつは、先生が毎回きちんと挨拶をしてくれること。些細なことのようですが、次男が「この人なら大丈夫」と感じるかどうかに最初の印象がすごく影響するんです。

今の形——週1・1時間が続いている理由

現在の次男の英語は、家庭教師週1回・1時間が基本形です。

本人に聞くと「それ以上はしんどい」とのこと。テスト前は「少し増やそうか」と声をかけると渋々受け入れてくれることもありますが、無理には増やしていません。

細い線です。でも、続いています。

以前の私は「もっとやらないと追いつかない」と焦っていました。でも無理に増やして全部嫌いになるより、細くても続く方が絶対いいと今は思っています。

次男が先生と1時間過ごせていること。英語を「嫌いではない」で維持できていること。それだけで、今は十分だと感じています。

⭐️ 「量より継続」が、発達特性のある子の学習には効いた

発達特性のある子の家庭教師、選ぶときに見るべきポイント

この経験から、家庭教師を選ぶときに私が大切にしていることをまとめます。

親と先生が毎回直接話せる
塾のときの失敗がこれでした。現場の先生と親がつながっていないと、実態把握ができません。

先生の人柄が子どもに合っている
成績を上げる技術より、まず「この人なら話せる」という関係ができること。発達特性のある子は特に「人」で動きます。

量の調整に柔軟に対応してくれる
週1が限界なら週1で。テスト前だけ増やしたいなら増やせる。固定のカリキュラムより、子どものペースに合わせてくれる先生の方が長続きします。

発達特性のある子への指導経験がある
「わかるまで何度でも」「責めずに待てる」という対応ができるかどうか。最初の体験授業で確認するのがおすすめです。

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次男の英語、これからどうするか

次男は今、中学2年生です。来年は高校受験が控えています。英語は内申点にも直結するので、「週1回・1時間でいいの?」と思うこともあります。

でも、一度全部嫌いになってしまったら取り戻すのはもっと大変です。今の家庭教師の先生と「英語は嫌いじゃない」を維持できているなら、それが今の私たちにとってのベストだと思っています。

テスト前に「もう少しやってみようか」と声をかけたとき、渋々でも「うん」と言える関係が続いていること。それが今の私の安心です。

高校受験に向けて焦る気持ちはあります。でも次男のペースを無視して追い込んだら、英語だけじゃなくて学校全体が嫌いになるかもしれない。そのリスクの方が、今の私には怖いです。

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振り返ってみると

8年かけて気づいたことをまとめます。

❌ 「通わせればなんとかなる」は発達特性のある子には通じない
❌ 塾長の言葉だけを信じると実態が見えなくなる
❌ 子どものペース以上を求めると全部が嫌いになる

✅ 親が先生と直接話せる形を選ぶ
✅ 「週1・1時間」でも積み上げる
✅ 「嫌いにならなかった」を成果として捉える

英語が得意になってほしい気持ちは今でもあります。でも今は「嫌いにならずに中学を終えてくれたら十分」とも思っています。

発達特性のある子の英語は、遠回りして当然なんだと、やっと腹落ちしてきました。同じように悩んでいる方に、この記録が少しでも届いていたら嬉しいです。

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