📌 この記事でわかること
- 不登校中でも学業を続けられる自宅学習の方法(すらら・家庭教師・通信教育)
- すららが「出席扱い」になる仕組みと、学校への申請の流れ
- 不登校期間があっても高校・大学でリセットできる理由
- 実際に不登校から医師になった人の話——長い目で見ていい根拠
※本記事にはPRが含まれます
以前の記事「子どもが不登校になったら親はどう動く?」では、最初の1週間から1か月の行動をまとめました。
今回はその先——「不登校が長引いたとき、学業はどうなるの?」という不安に答えます。
「学校に行けない間に勉強が遅れる」「このまま受験できなくなるんじゃないか」——そう心配しているお母さんに、知っておいてほしいことを書きます。
不登校中、学業はどうなる?
まず正直なところを言うと、学校に行かない期間が続けば、授業の進度から遅れていきます。これは避けられません。
でも——遅れることと、取り戻せないことは別の話です。
不登校の期間中にゼロになってしまうのではなく、「今の時点でどこまで理解しているか」を把握して、そこから積み上げていける方法があります。むしろ学校の授業ペースに合わせない分、その子のペースでじっくり学べるという側面もあります。
自宅でできる学習方法
① 無学年式オンライン教材(すらら)
学年に関係なく、今の理解度に合わせてさかのぼって学べます。小学校の内容から中学・高校まで一気に対応しているため、途中で止まっていた単元から再開できます。アニメーションでの説明が多く、学校の授業が合わなかった子にも入りやすい設計です。
② オンライン家庭教師
自宅のパソコンやタブレットで1対1の授業が受けられます。発達障害・不登校の子への指導経験がある先生を選べるサービスもあります。学校に行けなくても、先生との関わりが続くことが子どもの安心感につながることがあります。
③ 映像授業(スタディサプリ等)
月額が低く、繰り返し視聴できます。理解できるまで同じ箇所を何度でも見られるため、わからないまま流される心配がありません。ただし自己管理が必要なため、発達障害の特性によっては続けにくい場合もあります。
④ ネット松陰塾(自宅受講)
タブレットを使った個別学習で、自宅にいながら塾のカリキュラムで学べます。先生とのやりとりも含まれるため、一人でこなすタイプの教材より続きやすい子もいます。
すらら×出席扱い——どういう仕組み?
文部科学省の通知によって、不登校の子が自宅でIT教材を使って学習した日数を、条件が整えば「出席扱い」にできる制度があります。すらら自体もこの制度を活用するための学校向けサポートを行っています。
ただし、自動的に出席扱いになるわけではありません。以下の条件が必要です。
✅ 担任の先生が学習を承認・確認している
✅ 学習記録をつけて学校に報告している
✅ 学校(または教育委員会)が対象教材として認めている
まず担任の先生に「すららを使いたい、出席扱いにしてほしい」と相談するところから始まります。すらら側も学校向けの申請サポートをしているため、先生が制度を知らなくてもすらら経由で情報提供してもらえる場合があります。
⭐️ 出席扱いになると、調査書(内申)への影響を最小限にしながら高校受験を目指せます。長期の不登校でも、高校入試の選択肢が広がります。
不登校の期間は「空白」ではない
学校に行けない時間を「無駄な時間」と感じてしまうお母さんが多いです。でも、そうではないと思っています。
学校という場所が合わなかっただけで、学ぶ力がなくなったわけではない。心が回復したとき、その子のペースで学び直せる環境さえあれば、取り戻すことはできます。
高校受験・大学受験は、中学校の出席日数よりも学力で決まる部分が大きいです。特に通信制高校・定時制高校・高認(高校卒業程度認定試験)を経由すれば、中学校の内申に関係なく大学進学の道が開きます。
不登校から医師になった人たちの話
私が知っている話をひとつ。職場に、高校時代に不登校を経験して退学、その後医師になった先生が2人います。
1人は飄々とした雰囲気で、どのスタッフにも分け隔てなく丁寧に接してくれる先生です。感情をあまり表に出すタイプではないですが、職員からの評判はとても良い。「自分のペースで生きている」という印象を受けます。
もう1人は無口でおとなしいタイプ。こちらも感情表現は少なめですが、患者さんへの対応は誠実です。
2人に共通しているのは、コミュニケーションの形が独特でも、それを補うほどの専門性と誠実さを持っていること。学校に行けなかった時間があっても、自分に合った方法で学びを積み上げてきたんだと思います。
⭐️ 高校・大学という新しい環境は、それまでの「不登校の子」というレッテルがリセットされる場所でもあります。中学校でうまくいかなかったことが、高校でうまくいくことは珍しくありません。
親にできること——「今できる一歩」を探す
不登校が長引くと、親も「このまま終わってしまうんじゃないか」という不安に飲み込まれそうになります。でも今できることは、大きなことでなくていい。
まず学習の遅れを把握する。今どのくらいわかっているかを確認する。その子が取り組めそうな教材をひとつ探してみる。学校の先生に相談して出席扱いの可能性を聞いてみる——一つずつで十分です。
「高校・大学で変われる」と知っているだけで、今の焦りが少し和らぐことがあります。子どもの可能性を信じる根拠を、少しずつ積み上げていきましょう。
不登校の子を持つ親として、私が感じてきたのは「この子のペースがある」ということです。学校という場所が合わなかっただけで、学ぶ意欲がなくなったわけではない。環境が変われば、別の顔を見せてくれることがあります。医師になった先生たちが、その証明だと思っています。
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まとめ
✅ 不登校中でも自宅学習(すらら・家庭教師・映像授業)で学業は続けられる
✅ すらら×出席扱いは、学校の承認があれば内申への影響を抑えられる
✅ 通信制高校・高認を経由すれば、大学進学の道は不登校でも開ける
✅ 高校・大学は「リセット」できる場所——中学の評価がすべてではない
✅ 今できる一歩は小さくていい。まず「どこまでわかるか」を確認するところから
不登校になったとき、親が一番つらいのは「このまま終わってしまうかもしれない」という感覚かもしれません。でも、終わりではありません。やり直せる場所は必ずあります。焦らず、その子のペースを信じて、一緒に探していきましょう。
📱 無学年式オンライン教材すらら——不登校の子の自宅学習に
今の理解度からさかのぼって学べる無学年制の教材です。出席扱い制度への対応実績もあり、学校への申請サポートも行っています。不登校中の学習再開の選択肢として検討してみてください。


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