※本記事にはPRが含まれます
📌 この記事でわかること
- 「先生に伝えたのに全然わかってもらえない」が起きる本当の理由
- 伝わらなかった私が試して効果があった「A4メモ共有」のやり方
- 学年が変わるたびにリセットされないための、先生とのやりとりのコツ
「こういう特性があるので、配慮していただけますか?」
そう伝えたはずなのに、数日後に聞こえてくるのは——
「ちゃんと座っていません」
「提出物が出ていません」
「声をかけても反応が薄くて…」
先生に伝えたつもりなのに、全然わかってもらえてない。
そのモヤモヤ、経験ありませんか?
長男がADHDと診断されてから、学校とのやりとりに何度も壁を感じてきました。
今回は「伝わらなかった経験」と「変化が起きたきっかけ」を、ありのままに書いてみます。
😔「分かってくれてるはず」が、通じていなかった
長男が小学校に入学したばかりの頃、最初の面談でこんなことを伝えました。
・感覚過敏があり、ストレスが溜まるとチックや頭痛が出ること
・緊張すると固まってしまうこと
・大きな声や叱責に強く反応すること
先生は「分かりました」と言ってくれた。だから安心していました。
でも数週間後、先生から返ってきたのはこんな言葉でした。
「授業中も座っていられているので、全然大丈夫ですよ」
「忘れ物や提出物については、本人のやる気の問題かと…」
先生の目には、うちの子がただ”反応の悪い子”にしか映っていなかったんです。
「伝えたよね?」「分かりましたって言ってくれたよね?」
頭の中でぐるぐるしながら、それでも答えが出ない日々が続きました。
🏫 学校の先生は「ものすごく忙しい」存在だった
転機になったのは、支援センターの相談員さんから聞いたひと言でした。
「先生方は毎日何十人もの子を見ていて、どうしても個別の事情を優先しにくい面があるんです」
頭では分かっていたけど、改めて聞いてハッとしました。
先生にとっては「クラス全体」が仕事の単位。
私にとっては「我が子ひとり」のことだから、どうしても温度差が生まれる。
悪意があるわけじゃない。でも「伝わった」にはなっていなかった。
⭐️ここが大事!
「口頭で伝えた=先生に伝わった」にはなりません。先生の頭に残り、行動に移してもらえてはじめて「伝わった」になります。
📄 試して変わった「A4メモ共有」のやり方
それから私が変えたのが、「話して分かってもらう」から「伝わるかたちを作る」への切り替えでした。
具体的には、A4一枚にこんな内容をまとめて先生に渡すようにしました。
✅ 子どもの特性(診断名・どんな場面で困るか)
✅ 家庭での対応方法(うまくいっていること)
✅ 学校でお願いしたい配慮(具体的に!)
ポイントは「具体的にお願いする」こと。
「配慮してください」よりも、
「授業の始めに軽く机を叩いて注意を向けてもらえると助かります」
こうすると先生も「じゃあやってみよう」と動きやすくなります。
特に学年が変わって先生が替わるタイミングでは、このメモを「申し送り」として渡すようにしました。引き継ぎがない学校がほとんどなので、自分から動くしかないんです。
🤝「お願い」ではなく「共有」の姿勢が信頼につながる
伝えたいことがたくさんあると、つい「なぜ分かってくれないの?」という気持ちになりがちです。
でも経験上、先生と壁ができてしまう一番の原因は「対立構造」になってしまうこと。
私は意識的に、こんな言葉を使うようにしました。
「先生も大変な中で見てくださっていると思います」
「親としても、どうしたらいいか試行錯誤中で…」
「一緒に考えていく」スタンスを前に出すことで、先生も構えなくなっていきました。
向き合う相手ではなく、同じ方向を向く仲間として関係を作っていくイメージです。
📱 家での変化はすぐ共有する
長男は、学校でうまくいかないことがあると、夜にチックが出たり頭痛を訴えたりすることがありました。
そういうとき、すぐに先生に連絡するようにしました。
「最近、家でこういう変化が出ていて、ストレスがあるみたいです」
すると先生から「そうだったんですね。最近少し様子が変だと思っていたんです」と返ってきて、ようやく学校側でも意識して見てくれるきっかけになりました。
「家と学校はつながっている」という意識を先生に持ってもらうことが、信頼関係の土台になります。
📚 発達障害の人が見ている世界
「なぜこの行動をするのか」「何が苦手なのか」を理解すると、先生への説明がぐっとしやすくなります。A4メモを作るときの参考にもなった一冊。我が子の特性を言語化したいときにおすすめです。
🔄 学年が変わるたびにリセットされないために
これが本当に悩みで——先生が変わるたびに、ゼロから関係を作り直さなければなりません。
学校間での引き継ぎがない場合がほとんどなので、対策として私がやっていることがあります。
学年の終わりに担任の先生へ:
「来年も同じスタイルで先生とやりとりしたいと思っています」と伝える。
新学年の5月頃:
新しい担任に最初の面談をお願いし、A4メモを渡す。
4月ではなく5月にしているのは、先生も新学期の混乱が落ち着いた頃の方が話を聞いてもらいやすいからです。
⭐️ここが大事!
学校側に任せるのではなく、親が能動的に動くことで継続的な支援につながります。
🏫 キズキ共育塾(発達障害専門)
学校での困りごとが増えてきたとき、学習面のサポートも合わせて考えるのがおすすめです。発達障害・グレーゾーンの子の対応に特化した個別指導塾で、特性に合わせた学び方を一緒に探してくれます。
📝 まとめ|信頼関係は「一方通行」から始まる
✅ 「口頭で伝えた=伝わった」にはならない。伝わる「かたち」を作ることが大事
✅ A4メモで具体的な配慮をお願いすると、先生も動きやすくなる
✅ 「対立」ではなく「一緒に考える」姿勢が先生との信頼関係をつくる
✅ 学年が変わるたびに5月頃の面談を自分からお願いする
すべての先生に全部伝わるとは、今も思っていません。
でも「一方的に言う」から「伝わる工夫をする」に変えたことで、学校との関係は少しずつ変わってきました。
先生とのやりとりで疲弊しているお母さんへ——うまくいかない日があっても、あなたが動き続けていることが、子どもの学校生活を守っています。一人じゃないです。


コメント