※本記事にはPRが含まれます
📌 この記事でわかること
- 就労移行支援とは何か・誰が使えるのか
- 発達障害の子に合った支援事業所の選び方
- 親として、今から知っておくと安心なこと
「この子、卒業したらどうなるんだろう。」
うちの長男が高専の2年生になって、ふとそう考えることが増えました。
ADHDがあっても、ここまで本人なりに頑張ってきた。
でも、社会に出たとき、ちゃんとやっていけるだろうか。
そんなモヤモヤを抱えながら調べていくうちに、「就労移行支援」という制度を知りました。
名前は聞いたことがあっても、「うちの子にはまだ関係ないかな」と思っていた方も多いかもしれません。
でも、発達障害のある子を持つ親なら、一度はきちんと知っておいてほしい制度です。
今すぐ使わなくても、選択肢として知っているだけで、ずっと心が楽になりますから。
就労移行支援って、どんな場所?
就労移行支援とは、一言でいうと「障害のある大人が、一般就労に向けて準備をするための場所」です。
障害者総合支援法に基づくサービスで、利用者は通所しながら、働くために必要なスキルや生活習慣を身につけていきます。
学校でいえば、「就職活動の練習+社会人としての基礎訓練をしっかりサポートしてくれる場所」というイメージが近いかもしれません。
そして、ここが大事なポイントです。
⭐️ 就労移行支援は「就職して終わり」ではなく、就職後もサポートが続く
就職後6ヶ月間は「定着支援」として、職場でうまくやっていけているか、困ったことはないかを継続してフォローしてもらえます。
「社会に出てから一人で抱え込ませたくない」という親心にとって、これはとても大きな安心ポイントだと感じました。
誰が使えるの?対象者と条件
就労移行支援を利用できるのは、次のような方です。
✅ 18歳以上65歳未満
✅ 障害者手帳を持っている(身体・精神・知的、いずれも可)
✅ または、医師の診断書がある
「手帳がないと使えないの?」と思う方もいるかもしれませんが、手帳がなくても医師の診断書があれば利用できる場合があります。
発達障害(ADHD・ASDなど)の診断がある場合は、精神障害者保健福祉手帳の取得を検討している方も多いと思いますが、まずはお住まいの市区町村の窓口や支援事業所に相談してみることをおすすめします。
利用期間は原則最大2年間。状況によって延長が認められるケースもあります。
そして、気になる費用ですが——
原則として無料で利用できます。
世帯の収入によって自己負担が発生する場合もありますが、多くの方は無料で利用できています。これは使わない手はない制度だと思います。
就労移行支援でできること・学べること
事業所によって内容は異なりますが、一般的に以下のようなプログラムを受けることができます。
📝 ビジネスマナーの習得
報告・連絡・相談の仕方、メールの書き方、電話対応など。社会人として必要な基礎スキルを、実際に練習しながら身につけます。
💻 パソコン・ITスキルの習得
WordやExcelなどの基本操作から、プログラミングやデータ分析まで、事業所によって学べる内容はさまざまです。
🗣️ コミュニケーション練習
グループワークや面接練習を通じて、対人スキルを少しずつ身につけていきます。「苦手な場面でどう対応するか」を安全な環境で練習できるのが強みです。
🕐 生活リズムを整える
毎日決まった時間に通所することで、規則正しい生活を習慣化します。「起きる・食べる・行く」という当たり前の土台を、一緒に作っていきます。
🏢 企業実習・職場体験
実際の企業で数日間働く体験ができます。「どんな職場が自分に合っているか」を実際に確かめる、貴重な機会です。
📋 就職活動のサポート
履歴書・職務経歴書の書き方から、面接対策、求人紹介まで。就職活動を一人でやらなくていいのが、とても大きな支えになります。
「社会に出るのが不安」という発達障害の方にとって、ここで「準備してから就職する」という経験を積めることは、就職後の定着率にも大きくつながります。
発達障害に特化した就労移行支援がある
就労移行支援の事業所は全国にたくさんあります。
その中でも最近注目されているのが、発達障害(ADHD・ASD)の特性に特化した支援事業所です。
一般的な就労移行支援では「みんなと同じプログラムに合わせる」ことが求められる場面もありますが、発達障害特化型では一人ひとりの特性に合わせた支援が受けられます。
たとえば、
✅ 感覚過敏があっても通いやすい環境づくり
✅ 指示は口頭だけでなく、文字や図でも伝えてくれる
✅ 一人で集中して取り組める作業が多い
✅ 「なぜそうするのか」を丁寧に説明してくれる
発達障害の子どもを育ててきたお母さんなら、「そういう支援、学校でも求めてたよ!」と思うことばかりかもしれません😊
そのような発達障害特化型の就労移行支援の中で、ITスキルに特化した注目のサービスがあります。
📱 Neuro Dive(ニューロダイブ)
発達障害の特性を活かしてITスキルを身につける就労移行支援サービス。データ分析・AIなどIT分野の専門スキルを学べ、大手企業への就職実績も豊富です。まずは無料のWEB説明会から気軽に参加できます。
特性があるからこそ、特定の分野でものすごく高い集中力を発揮できる子もいます。
「障害があるから就職が難しい」ではなく、「特性を活かせる場所で活躍する」という視点。親としてもぜひ知っておきたいと思いました。
長男が高専2年になって、私が考え始めたこと
うちの長男はADHD(不注意優勢型)で、現在高専の2年生です。
入寮してからというもの、自分で起きて、食事をして、授業に出る。それが当たり前にできていることに、驚かされっぱなしです。
でも一方で、「卒業後はどうなるんだろう」という不安も、じわじわと大きくなっています。
就職する?それとも専攻科や大学に編入する?
もし就職したとして、職場でうまくやっていけるだろうか。
「できません」と言えずに、一人で抱え込んでしまわないか。
ADHDの特性は、就労後に表れやすいとも聞きます。学校のように「助けてくれる先生」がいない環境で、締め切りや報告・連絡・相談を一人でこなしていけるのか。
就労移行支援は、そんな不安に対する一つの答えだと感じました。
就職の前に「準備できる場所がある」。
高専を卒業してすぐに就職する必要はなく、一度この制度を利用して「自分に合った働き方」を探す時間を持つという選択肢があること。
それを知っているだけで、私自身の気持ちがずいぶん楽になりました。
「焦らなくていいよ」と子どもに言えるためにも、親が先に選択肢を知っておくことが大切だと、今はそう思っています。
就労移行支援を選ぶときのポイント
就労移行支援の事業所は全国にたくさんあります。どうやって選べばいいのか、迷う方も多いと思います。
私なりに調べてわかった、選ぶときに見ておきたいポイントをまとめました。
⭐️ 発達障害の支援実績があるか
「障害者支援全般」ではなく、ADHD・ASDに特化した支援をしている事業所を選ぶと、より自分の特性に合ったサポートが受けられます。
⭐️ 就職実績・定着率を確認する
「何人就職しましたか?」だけでなく、「就職後6ヶ月・1年後も職場に残っている割合は?」まで聞くと、事業所の実力が見えてきます。
⭐️ 通いやすい場所にあるか
毎日通う場所なので、自宅や最寄り駅からのアクセスはとても重要です。遠すぎると、それだけで続けにくくなってしまいます。
⭐️ 見学・体験利用ができるか
まずは見学や体験利用をしてみることをおすすめします。実際の雰囲気、スタッフの対応、利用者の様子を、自分の目で確かめることが大切です。
⭐️ プログラム内容が子どもの得意に合っているか
IT系・事務系・接客系など、事業所によって得意な分野が違います。子どもの興味・得意に合ったプログラムがあるかどうかを確認しましょう。
焦って決める必要はありません。複数の事業所を比べて、「ここなら通えそう」と思える場所を一緒に探していきましょう。
まとめ:知っているだけで、選択肢が広がる
就労移行支援について、まとめます。
✅ 18歳以上・障害者手帳または診断書があれば利用できる
✅ 原則無料・最大2年間利用可能
✅ 就職活動サポート+就職後の定着支援もある
✅ 発達障害に特化した事業所を選ぶと、より手厚い支援が受けられる
✅ 今すぐ使わなくても、知っておくだけで選択肢が広がる
「社会に出てから困ってほしくない」という思いは、発達障害の子を持つ親なら誰でも抱えていると思います。
でも、子どもが困ったときに使える制度を、親が知っておくことができる。
それだけで、ずいぶん気持ちが楽になりませんか?
「うちの子にはまだ早いかな」と思っていた方も、ぜひ頭の片隅に置いておいてください。
知識は、いつか必ず力になります。少しでも参考になっていれば嬉しいです。


コメント