発達障害の子の通信教育に25万円かけて分かった、タブレットと紙「続いたのはどっち?」

発達障害の子の通信教育に25万円かけて分かった、タブレットと紙「続いたのはどっち?」のイメージイラスト 子育ての工夫

📌 この記事でわかること

  • わが家が実際に契約した教材(スマイルゼミ・進研ゼミ)と、資料だけで終わった教材の結果
  • 視覚優位の長男に「続いた」のは、タブレットか紙か
  • 特性タイプ別の選び方と、約25万円かけてわかった失敗しないコツ

※本記事にはPRが含まれます

「発達障害の子に、通信教育って合うのかな」——そう思って最初に資料を取り寄せたのは、長男がまだ小学生の頃でした。

そこからの約10年、わが家はスマイルゼミ、進研ゼミ、すらら……気になった教材はとりあえず資料を取り寄せて、良さそうなら契約して、合わなければやめる、をくり返してきました。教材にかけたお金は、ざっと25万円ほど。決して安くはないです。

でも、その“あれこれ試した回り道”があったから、「うちの子にはこれが続く」がやっと見えました。きれいな比較ランキングではなく、実際に払って・使って・やめてわかったことをまとめました。ADHDの長男(今は高専2年)とASDの次男(中2)を育てながらの、わが家の記録です。

📮 資料だけで終わった教材も、たくさんありました

先に書いておくと、資料を取り寄せた教材のうち、実際に契約まで進んだのはほんの一部です。

たとえば「すらら」も、当時いろいろ調べて資料を取り寄せた一つでした。無学年式で「つまずいた所まで戻れる」のは、凸凹のあるうちの子に合いそうだと感じたんです。ただ、そのときは他の教材とタイミングが重なって、わが家は資料請求どまりに。今でも、不登校ぎみの子や学年に遅れを感じている子には、有力な選択肢だと思っています。

こうやって「取り寄せてみたけど始めなかったもの」「始めたけど短期でやめたもの」も、たくさんありました。でも今ふり返ると、子どもの成長に合わせて色々試したこと自体は、遠回りじゃなかったと感じています。合わなければやめていい——その前提で動けたのが、良かったです。

📱 わが家で一番続いたのは、スマイルゼミ(約3年)

実際に一番長く続いたのは、スマイルゼミでした。タブレット1台で完結して、書く練習も丸つけも自動。親がつきっきりにならなくていいのが、本当に助かりました。長男・次男ともに、約3年お世話になりました。

「今日のぶん」が短く区切られてゲーム感覚で進むので、飽きやすい長男でも、意外と毎日タブレットを開けていました。ごほうびのアプリで遊びたくて起動する日もありましたが、それでも机に向かうきっかけになっていたと思います。

ちなみにタッチペンは、2回壊れました。毎日ぐいぐい使うので消耗品だと割り切っていましたが、これはタブレット教材ならではの出費かもしれません。

📱 スマイルゼミ(タブレット1台で完結・幼児〜)

わが家が一番長く続いた教材です。書く練習も丸つけもタブレット上で完結し、ゲーム感覚で毎日開けました。気になる方は、初めての方向けの無料資料請求から様子を見られます。

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📖 紙の教材(進研ゼミ)も、1年やってみた

「やっぱり紙で、鉛筆でしっかり書かせたほうがいいのかな」と思って、進研ゼミ(チャレンジ)の紙教材も1年ほどやってみたことがあります。

長男は“目から入る情報が優位”なタイプ。だから最初は「紙に自分のペースで書き込む形なら、一人でどんどん進められるはず」と期待していました。

でも実際は、紙のドリルに毎日じっと向かうのが、思ったより続きませんでした。視覚優位でも、ADHDの特性で「机に座って、まんべんなく取り組む」こと自体がハードルだったんだと思います。結局、ゲーム性があって達成感がこまめに返ってくるタブレットのほうが、この子には続きました。

タブレット教材に取り組む発達障害の子どもと見守る母のイラスト

🤔 タブレットと紙、続いたのはどっちだった?

わが家の答えは、長男に関しては「タブレット」でした。

ただ、これはあくまで“うちの長男は”という話です。次男(ASD)は、一斉授業だと「今どこをやっているか」を見失いがちで、自分のペースで一つずつ進める形が合っていました。同じ「発達障害の子」でも、続くものはこんなに違います。

だから、選ぶときの入口は「人気ランキング」ではなく「うちの子はどのタイプか」。ここが一番大事だと、25万円ぶんの回り道をして実感しました。

⭐ここが大事!

通信教育選びは「人気ランキング」より「うちの子の特性に合うか」。同じ発達障害でも、ADHDとASDで続く教材は変わります。

🧩 特性タイプ別・うちならこう選ぶ

タイプ別に整理すると、こんな感じです。

ADHDで「飽きやすい・続かない」子
→ 短時間ずつ・ゲーム感覚で進むタブレット型(スマイルゼミなど)。1回が短くて、達成感がこまめにあるものが続きやすいです。

ASDで「自分のペースを守りたい」子
→ 順番に一つずつ、戻れる無学年型(すららなど)。次男は「一つずつ」が得意なので、こういう形が合いました。

不登校・学年に遅れがある子
→ さかのぼれて、出席扱いの相談もできるすららが候補に。

中学生で「授業がわからない」子
→ 動画でくり返し見られるスタディサプリ。

うちの子はどのタイプ?合いやすいサービス理由
飽きやすい・毎日続かない(ADHD傾向)スマイルゼミなどタブレット型1回が短く区切られ、達成感がこまめに返る。ゲーム感覚で開きやすい
学年をさかのぼって学び直したい・不登校気味すらら無学年式だから「小4に戻る」が誰にも知られずできる。不登校の出席扱い制度にも対応
動画で自分のペースで進めたい(中学生)スタディサプリ中学講座1回5分の動画授業。「聞く・見る」から入れるので、机に向かうハードルが低い

📱 スタディサプリ中学講座(動画で自分のペース)

紙のドリルが続かなかった子も、動画なら「見るだけ」から始められます。中学生の基礎固めに。

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💰 費用のこと——25万円を「必要経費」と思えた理由

お金の話も書いておきます。教材や端末代、短期でやめたものも含めて、わが家がかけたのはざっと25万円ほど(記憶なので前後します)。

本音を言うと、契約するたびに「またお金かかるな」と迷いました。でも塾に通わせていた時期は、毎月の月謝に加えて、夏期講習では一度に10万円以上かかったこともありました。それを思えば、家で取り組める教材は、ずいぶん家計にやさしく感じました。

そして何より、「合うものを探すためのお金」は必要経費だと割り切れたのが、気持ちの上で大きかったです。全部が当たりじゃなくていい。子どもの成長に合わせて試して、ダメならやめる。その積み重ねの先に「これなら続く」が見つかりました。

😟 失敗しないために、気をつけたいこと

いくつも試してわかった「選ぶときの注意」を3つ。

❌ 人気ランキングだけで選ばない
口コミが良くても、わが子の特性に合うかは別。無料体験や資料で、本人の反応を見るのが一番です。

❌ 「入れたら勝手に伸びる」と思わない
特にADHDは、最初の1か月だけ親がちょっと隣にいるだけで続きやすいです。完全に放置すると止まります。

❌ 高い教材=合う、ではない
値段ではなく「その子が“これならできる”と思えるか」。合わなければ変えていいんです。どの教材も無料体験・資料請求があるので、まず2つくらい試して、子どもの食いつきを見比べるのが失敗しないコツです。

🚶 迷ったときの3ステップ

「結局どれから手をつければ……」と迷ったら、この順番がおすすめです。

ステップ1:子どものタイプを見極める
飽きやすいのか、自分のペースを守りたいのか、学年に遅れがあるのか。まずそこから。

ステップ2:候補を2つに絞って無料体験
いきなり1つに決めず、タイプに合いそうな2つを体験。子どもの食いつきを見比べます。

ステップ3:1か月は親が伴走する
どの教材でも、最初の1か月だけは隣で見守る。習慣になれば、あとはぐっと楽になります。

✅ まとめ

発達障害の子の通信教育選びは、「どれが一番いいか」ではなく「うちの子の特性に、どれが続くか」だと思います。

⭕️ 飽きやすいADHD → 短時間・ゲーム感覚のタブレット型
⭕️ 自分のペースのASD → 無学年で戻れる型
⭕️ 不登校・遅れ → さかのぼれて出席扱い相談できる型
⭕️ 中学生で授業が難しい → 動画授業型

どれも無料で試せます。気になったものを2つほど資料請求か体験してみて、お子さんの食いつきを見比べてみてください。「これならできそう」が見つかったら、それがわが子の正解です。

わが家は25万円ぶん回り道しましたが、その回り道も、今となっては悪くなかったと思っています。同じように教材選びで迷っているお母さんの、遠回りが少しでも短くなりますように。

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