📌 この記事でわかること
- 発達障害の子が漢字を覚えられない・書けない理由(脳の仕組み)
- 「形・音・意味」をセットで覚える、家でできる工夫
- 次男(ASD)の実体験と、つまずきを支えた教材の話
※本記事にはPRが含まれます
「何回書いても、漢字を覚えられない」
発達障害の子を育てていると、これに頭を抱えるお母さん、多いんじゃないでしょうか。
うちの次男(ASD・中2)も、漢字がとても苦手でした。
ドリルを何ページやらせても、次の日にはきれいに忘れている。
「サボってるの?」と疑いたくなるくらい、定着しなかったんです。
でも、本音を言うと——サボっていたわけじゃなかった。
覚え方が、その子の脳に合っていなかっただけでした。
今回は、なぜ発達障害の子が漢字でつまずくのか、そして家でどう支えればいいのかを、次男の体験を交えて書きます。
🧠 なぜ漢字が覚えられないの?
漢字を覚えるには、本当はいくつもの力を同時に使っています。
⭐️ 形をよく見る力(視覚)
⭐️ 音を聞いて結びつける力(聴覚)
⭐️ 意味を理解する力
⭐️ 手を動かして書く力
定型発達の子は、これを自然にまとめて処理できます。
でも発達障害の子は、このうちのどれかが苦手なことがあります。
次男の場合、小1のときに受けたWISC(ウィスク)という知能検査で「文字とその意味を結びつけるのが難しい」とわかりました。
形は見えている。読める。でも「その字が何を意味するか」が頭の中でつながらない。
だから、ただ書き取りを繰り返しても、バラバラの記号を写しているだけになってしまっていたんです。
⭐ここが大事!
漢字が覚えられないのは「努力不足」ではありません。その子の得意な覚え方とやり方が合っていないだけ。やり方を変えると、ぐっと入ることがあります。
👂 「得意な力」から入ると変わる
次男の検査でもうひとつわかったのが、「聞いて覚える力」が得意だということでした。
つまり、目で見て覚えるのは苦手だけど、耳から入れるのは得意。
それなら、漢字も「耳」を使って覚えればいい——そう気づいてから、関わり方を変えました。
たとえば、こんな工夫です。
✅ 声に出しながら書く(「きへんに、村でむら!」と唱える)
✅ 部首やパーツで分けて覚える(「日+月=明るい」のように意味とつなげる)
✅ 体験と結びつける(「これは公園の『園』だよ」と実物とつなぐ)
「形・音・意味」をバラバラにせず、3つをセットで入れるのがコツです。
これは検査の報告書でも、支援のポイントとして書かれていました。
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😟 「書く」こと自体が負担なこともある
もうひとつ、見落としがちなことがあります。
それは、「手を動かして書く」こと自体がしんどい子がいるということ。
不器用さ(手先のコントロールの苦手さ)があると、
マスの中にバランスよく書くだけで、すごく疲れてしまいます。
そういう子に「もっと書きなさい」と量を増やすと、
漢字どころか、勉強そのものを嫌いになってしまう。
次男も、書く量を減らして「覚える工夫」に切り替えてから、ようやく前向きになりました。
「たくさん書く」より「正しいやり方で少し書く」。これが、うちには合っていました。
📱 家庭学習の教材を上手に使う
とはいえ、毎回親が横について唱えて……というのは、正直しんどいですよね。
仕事もあるし、下の子もいるし、毎日は続きません。
そんなとき、「形・音・意味」をセットで学べる教材があると助かります。
たとえば、漢字に特化した学習教材なら、
アニメーションやゲーム感覚で、見て・聞いて・書いてを自然に組み合わせてくれます。
「ドリルだと続かない」子でも、楽しみながら取り組めることがあります。
📱 漢字が苦手な小学生に|すらら漢字アドベンチャー
小学3年生向けの漢字に特化したPC・タブレット教材。ゲーム感覚で「見て・聞いて・書いて」を組み合わせて覚えられるので、ドリルが続かない子・書くのが苦手な子にも向いています。まずは無料で試せます。
教材はあくまで「道具」です。
大事なのは、その子が「これなら覚えられるかも」と思える方法に出会うこと。
合わなければ別の方法を探せばいいので、気軽に試してみるのがおすすめです。
📖 次男の漢字、こんな日々でした
具体的に、うちがどんな状態だったかを書いておきます。
同じ状況のお母さんに「うちも同じ」と思ってもらえたら嬉しいです。
小学校の宿題は、毎日が戦いでした。
漢字ドリルを1ページやるのに、何十分もかかる。
やっと覚えたと思っても、週末のテストでは半分も書けない。
私もつい「昨日やったでしょう!」と言ってしまって、
次男が泣きながら鉛筆を握りしめていたこともありました。
今思うと、あれは本人が一番つらかったと思います。
変わったきっかけは、検査の報告書でした。
「文字は、形・音・意味の3つをセットで覚えるといい」「よく聞けてたね、と認めることで自信につながる」と書かれていて、ハッとしたんです。
そこから、書き取りの量を半分に減らして、
代わりに「声に出して唱える」「意味とつなげる」を取り入れました。
最初はゆっくりでしたが、「自分でも覚えられた」という成功体験が、少しずつ自信になっていきました。
劇的に成績が上がったわけではありません。
でも、「漢字=つらいもの」という空気が、家の中から消えていったんです。
それだけでも、私にとっては大きな変化でした。

🌱 親が知っておきたい3つのこと
最後に、漢字につまずく子を支えるとき、私が大事にしていることを3つ。
✅ 「覚えられない=怠けている」ではないと知る
✅ その子の得意な感覚(目・耳・体)から入る
✅ 量より「合うやり方」を優先する
これを知っているだけで、親のイライラがぐっと減ります。
そして、子どもも「自分はダメだ」と思わずにすみます。
⭐ここが大事!
漢字が苦手でも、その子の「得意な覚え方」は必ずあります。それを見つけるまでが少し大変なだけ。見つかれば、子どもは自分のペースで伸びていきます。
✅ まとめ
発達障害の子が漢字を覚えられないのは、努力不足ではありません。
覚え方が、その子の脳に合っていないだけです。
❌ とにかくたくさん書かせる
❌ 「サボってる」と責める
⭕️ 得意な感覚(目・耳・体)から入る
⭕️ 形・音・意味をセットで覚える
次男も、やり方を変えてから少しずつ漢字と付き合えるようになりました。
今でも得意ではないけれど、「自分なりの覚え方」を持てたことが大きかったと思います。
同じように悩んでいるお母さんに、少しでもヒントが届いていたら嬉しいです。
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