発達障害の子に学習の自信をつけた3つの工夫|九九・ローマ字・漢字検定で変わった次男

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📌 この記事でわかること

  • 発達障害のある子が学校のペースについていけない理由
  • 九九・ローマ字・漢字検定で使った「先取り&楽しく」の具体的な方法
  • 「できた!」という成功体験が自信にどうつながったか
  • 学習サポートで試してよかったこと・続けていること

「うちの子、みんなについていけるかな……」

九九が始まる前、ローマ字が始まる前、漢字のテストが近づくたびに、そう不安になっていました。

ASDのある次男は、覚える量が一気に増える単元が特に苦手でした。
学校のペースに合わせようとするだけで、もうギリギリ。

そこで私がたどり着いたのが、「始まる前から、本人のペースで少しずつやっておく」という作戦です。

結果的に、この方法が次男の学習への自信を大きく変えることになりました。

なぜ発達障害のある子は「覚える単元」でつまずくのか

九九・ローマ字・漢字——どれも「短期間に大量を覚える」という要求がある単元です。

定型発達の子でも大変なのに、発達障害のある子にとってはなおさらハードルが高い。

理由はいろいろあります。

  • ワーキングメモリ(作業記憶)が弱く、覚えてもすぐ抜けてしまう
  • 苦手意識がつくと「もうやりたくない」と拒絶しやすい
  • みんなが当たり前にできることができないことへのショックが大きい

次男も、授業が始まってから追いかけようとするとパンクしてしまう。
だから「始まる前に仕込む」ことにしました。

工夫① 九九は2か月前からCDで耳に入れた

九九は小2で習います。学校では小テストを繰り返し、みんなで競うような雰囲気になる単元。

私は授業が始まる2か月前から、九九のCDを毎日かけ流しました。

お風呂の時間、寝る前、車の中——生活の中に自然に溶け込ませる形で。
「覚えなくていいよ、聞いてるだけでいいよ」と言いながら、耳に入れ続けました。

1つ覚えたら大げさなくらい褒める。「すごい!もう言えるじゃん!」と。

授業が始まるころには、次男はすでに九九をひと通り言えるようになっていました。
「僕、できる!」という顔で発表している姿を見て、正直ちょっと泣きそうになりました。

⭐️ ポイント:「授業に合わせる」のではなく「授業より先に仕込む」。苦手意識がつく前に「できた!」を作るのが大事です。

工夫② ローマ字は「好きなもの」で遊びながら

ローマ字は小3で習いますが、授業の時間は短く、習ってもすぐ忘れてしまう子が多い単元です。

次男も授業だけでは全然定着しなかったので、本人が好きなもので練習することにしました。

  • 好きな漫画のかっこいいセリフをローマ字で書く
  • 流行りの歌の歌詞をローマ字で書いて読む
  • 慣れてきたら日本語をローマ字に変換させる

「勉強してる」という感覚なく、遊び感覚でやり続けるうちに自然と覚えていきました。

その流れでタイピング練習にも進み、近所のパソコンスクールへ。ゲーム形式で楽しみながら練習できる環境が合っていたようで、どんどん上達しました。

高学年になると、クラスメイトから「タイピングすごいね!」と言われるようになって——それが次男の自尊心を大きく高めるきっかけになりました。

工夫③ 漢字検定で「苦手」が「得意」に変わった

次男は字が歪みやすく、漢字は長らく苦手科目でした。

小4のとき、学校で漢字検定を受けることになりました(強制参加)。

私は検定の1か月前から過去問題集を用意して、毎日1回分ずつ練習させました。
繰り返すうちに点数が上がっていくのが本人にも見えて、どんどんやる気が出てきた。

本番は高得点で合格。

この体験から次男は「僕、漢字得意かも!」と思えるようになって——それ以来、国語全般に前向きに取り組むようになりました。

「苦手」という思い込みは、たった1つの成功体験でひっくり返せることがある。
それを実感した出来事でした。

3つに共通する「成功のカギ」

九九・ローマ字・漢字検定、どれにも共通していたことがあります。

  • 始まる前から少しずつ準備する(苦手意識がつく前に仕込む)
  • 本人の好きなものや楽しい形で取り組む(勉強感を薄める)
  • 「できた!」をとにかく大げさに褒める(成功体験を積み重ねる)

失敗や苦手意識が先に来てしまうと、やる気を取り戻すのは大変です。
逆に「できた!」「すごい!」という体験は、長く自信として残ります。

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まとめ:「先取り+楽しく+褒める」で自信は作れる

📋 まとめ

  • ❌ 授業が始まってから焦って追いかけると苦手意識がつきやすい
  • ⭕️ 始まる前に少しずつ仕込むと「できる!」から入れる
  • ⭕️ 好きなもの・遊び感覚で取り組むと定着しやすい
  • ⭕️ たった1つの成功体験が、苦手意識をひっくり返すことがある

次男は今も勉強が大得意というわけではありません。
でも、「できた!」という体験をいくつか積んでから、学習への向き合い方が変わりました。

発達障害のある子の学習は、量より先に「自信」が大事だと思っています。
完璧にできなくていい。ひとつでも「これは得意!」と思えるものを作ってあげることが、長い目で見ると一番の近道かもしれません。

同じように学習で悩んでいる親御さん、いろんな方法を試しながら一緒に探していきましょう。一人じゃないですよ。

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