発達障害の子が引きこもりになりそうだった——ADHD長男・ASD次男で感じた「前兆」と、親が実際にしたこと

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📌 この記事でわかること

  • 発達障害の子に出やすい「引きこもり前兆サイン」の具体的な話
  • ADHD長男・ASD次男でそれぞれ違った”ヒヤッとした瞬間”の実録
  • 親が実際にやったこと・あえてやらなかったこと

「このまま部屋から出なくなるんじゃないか」と思った日 😔

長男が中学2年の夏休み。

朝起きない。ご飯も食べに来ない。声をかけても「うん」しか返ってこない。
部屋のカーテンは昼過ぎまで閉まったまま。

「疲れてるだけかな」と思いながら、心のどこかでずっと引っかかっていました。

このまま2学期も学校に行けなくなったら。このまま部屋から出てこなくなったら。

その不安、すごくよくわかります。
発達障害の子を育てていると、「引きこもり」という言葉が頭をよぎる瞬間って、一度はあるんじゃないかと思います。

うちは2人とも、そういう”ヒヤッとした時期”がありました。
今日は、そのときの話をそのまま書きます。

引きこもりの”前兆”、うちではこんなサインがあった 🔍

引きこもりって、ある日突然始まるわけじゃないんですよね。
じわじわと、気づいたら深みにはまっていく。

わが家で感じた「前兆」のサイン、まとめてみます。

外出をだんだん避けるようになる
「行きたくない」ではなく「まあいいや」「今日はいい」が増える。能動的な拒否より、受動的な回避。

家の中でも「自分の空間」から出なくなる
リビングに来る頻度が減る。食事も「自分の部屋で食べたい」と言い始める。

昼夜逆転が始まる
夜遅くまで起きていて、昼前まで寝ている。学校がある日との差がどんどん広がる。

「疲れた」「だるい」が口癖になる
体の不調として出てくることも多い。頭痛・腹痛・倦怠感。サボりじゃなく、本当に消耗している。

会話が極端に減る
返事はする。でも自分からは何も言わない。目が合わない。

⭐️ ここが大事! これらのサインが「一時的なもの」か「長期化のはじまり」かを見極めるのが難しい。でも、「なんか変だな」という親の感覚は、たいてい当たっています。

ADHD長男のケース——中学時代の無気力と「何もしない夏」 📖

長男のADHDは「不注意優勢型」。多動はなく、ボーっとしているタイプです。

中学時代、特に2年の夏休みがしんどかった。

学校には行けていました。でも帰宅するとスイッチが切れたようになる。塾も「行くだけ」の状態が続いていた。家では何もしない。ゲームすらあまりしない。ただ、いる。

夏休みに入ったら、もっとひどくなりました。
起きる時間がどんどん遅くなって、昼過ぎまで寝ている。声をかけても返事が薄い。

「言っても無駄だ」と思って、私はあえて何も言いませんでした。
怒っても状況は変わらない。むしろ追い詰めたら余計に閉じていく——そう判断したから。

あの夏は、本当に何もしませんでした。

でも9月、オープンキャンパスがきっかけでスイッチが入った。
高専という具体的な目標ができた瞬間、あの「何もしない夏」の長男が別人のように動き始めました。

あのとき無理に動かさなくてよかった、と今は思っています。
でも、そう判断できたのは「この子は追い詰めると閉じる」という特性を知っていたから。すべての子に「待つ」が正解なわけじゃないとも、同時に思っています。

ASD次男のケース——学校では笑顔、家に帰ると別人 🎭

次男のASDは、また別のパターンで心配しました。

次男は外では明るくて愛嬌があります。先生にも友達にも好かれる。「全然問題なさそう」と言われることが多い。

でも家に帰ってきた瞬間から、ガラッと変わる。

機嫌が悪い。些細なことで癇癪を起こす。話しかけるなオーラが全開。
外で「いい子」を演じている分、家では限界まで消耗しているんです。

小学校の頃は、これが激しかった。外では完璧に見えるのに、家では爆発する。その落差に、私も戸惑っていました。

小学2年のとき、担任から心ない扱いを受けた時期がありました。
そのあとから次男が「学校に行きたくない」と言い始めて、私の中で「このまま引きこもりになるかも」という恐怖が一気に高まりました。

そのときは校長に直談判して環境を変えてもらい、なんとか持ちこたえました。
「子供を守るのは親しかいない」と、あのとき身に染みました。

親として実際にやったこと・あえてやらなかったこと 🌿

2人を見てきて、私がやったこと・やらなかったことを整理します。

【やったこと】

子供が安心できる「家の空気」を保つことを最優先にした
家が戦場になったら逃げ場がなくなる。どんなに心配でも、家だけは責めない場所にしようと決めていました。

「普通にしてる」を演じた
心配な顔を子供に見せすぎると、子供が「自分がいると親が辛そう」と感じる。だから意識して、普通に夕飯を作って、普通に「今日どうだった?」と聞いていました。

スクールカウンセラー・通級の先生に早めに相談した
親だけで抱えるより、学校の窓口と繋がっておく方が動きやすい。長男が通級の先生と良い関係を作れたのは、この早めの連携のおかげでした。

【あえてやらなかったこと】

「なんで部屋から出ないの」「やる気出して」は言わなかった
言っても変わらないし、関係が壊れるだけ。「なぜできないか」は特性上わかっているので、責める言葉は意味がないと決めていました。

無理に外に連れ出そうとしなかった
「気分転換に」と外出を強制すると、余計に消耗することが多かった。本人が「行きたい」と言うまで待つ、というスタンスを取っていました。

「助けを借りる」という選択肢 🤝

引きこもりの一歩手前まで来たとき、親一人で抱えるのには限界があります。

私が実感したのは、「外の人」の力がすごく大きいということ。
通級の先生・スクールカウンセラー・家庭教師…。親じゃない、でも子供に寄り添ってくれる大人の存在が、子供の「外とのつながり」を保つ糸になってくれました。

特に次男の家庭教師の先生は、5歳上の大学生。「先生、ちいかわの話してくれる」と次男が言うくらい、自然体で関わってくれています。週1回会える「学校以外の大人」がいるだけで、かなり違います。

学校に行けなくなった・または行きにくくなってきたというとき、発達障害に対応した専門の塾や家庭教師も選択肢のひとつです。「勉強のため」というより「外とのつながりを保つため」という視点で使うと、意外と機能します。

📱 キズキ共育塾(発達障害・不登校対応)

発達障害・不登校の生徒に特化した個別指導塾。「勉強よりまず安心できる場所」をコンセプトに、一人ひとりのペースに合わせた支援をしています。外とのつながりを保ちたいとき、最初の一歩として相談してみる価値があります。

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👩‍🏫 家庭教師のわっふる(発達障害対応)

発達障害・不登校の子への訪問型家庭教師。外に出られない時期でも、自宅に来てもらえるので「外の人とのつながり」をゆっくり作れます。次男が今お世話になっている形(大学生の先生)に近いスタイルです。

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まとめ ✅

❌ 「なんで部屋から出ないの」と責める
❌ 無理に外に連れ出そうとする
❌ 親一人で全部抱えようとする

⭕️ 家だけは「責めない場所」にする
⭕️ 子供の特性を踏まえて「待つ」か「動く」かを判断する
⭕️ 学校の窓口・外の支援者と早めに繋がっておく
⭕️ 「外の大人」との接点を細く保つ

引きこもりの前兆に気づいたとき、一番怖いのは「自分の判断が正しいかわからない」という孤独感だと思います。

でも、「なんか変だな」と感じているあなたの感覚は、ちゃんと子供を見ているから来ています。
その感覚を信じて、一人で抱え込まずに動いていきましょう。少しでも参考になれば嬉しいです。

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