🧐自閉症ってどんな特性?良いところ・困るところを知ろう

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我が家の次男は年中時に自閉症の診断を受けました。

自閉症(ASD:自閉スペクトラム症)は、発達障害のひとつです。
聞いたことはあっても、実際に「どんな特性があるのか」「うちの子とどう関係があるのか」は、育てる中でだんだん見えてくる部分が多いと思います。

この記事では、自閉症の良いところや困るところを実体験を交えてまとめつつ、自閉症の特性をわかりやすく説明していきます。


🎈 自閉症とは?基本の理解

自閉症は「脳の働き方の違い」が背景にある発達障害です。
医学的には、コミュニケーションや社会性、こだわりの強さなどに特徴が現れるとされています。

例えば、

  • 人の気持ちを想像することが難しい
  • 会話のキャッチボールがうまくいかない
  • 興味のあることに強い集中力を発揮する
  • 感覚が敏感または鈍感である(音や光、肌触りに強く反応する など)

などが代表的です。

我が家の次男は人の顔の見分けができません。なので、毎年同じクラスの友達の顔と名前が覚えられていません💦大きな音が苦手で映画館では耳栓が必需品。小さい時は映画は見られませんでした・・

自閉症の子どもたちは「それぞれ違う個性」を持っていて、一人ひとりに合った理解や関わりが大切です。


🎈 自閉症の「良いところ」

育てていて「本当に素敵だな」と思う面もたくさんあります。

1. 素直でまっすぐ

自閉症の子どもは、嘘やごまかしをほとんどしません。
心の中をそのまま言葉にすることが多く、裏表がない分、とても信頼できます。

2. 優しい気持ちを持っている

空気を読むのは苦手でも、困っている人を見たら自然と助けに行くこともあります。
「弱い立場の子に寄り添う」「動物や小さな子どもを大事にする」など、やさしさが際立つ場面も多いです。

3. 好奇心いっぱい

自分の好きなことに夢中になれるのも大きな強み。
電車、恐竜、数字、楽器などテーマは様々ですが、その集中力と探究心は大人顔負けです。
この力が将来の進路や得意分野につながることもあります。


🎈 自閉症の「困るところ」

一方で、育児の中で大変に感じることもあります。

1. 空気が読めない

場の雰囲気をつかむのが苦手で、タイミングに合わない発言をしてしまうことがあります。
「なんでそんなこと言うの?」と周りから思われる場面も。

2. 会話がわかりにくい

話が突然飛んだり、自分の興味のあることばかり話したりするので、「何を言いたいのか分からない」と感じることがあります。
親でも理解に苦労する時があります。

3. 学習面でのつまずき

得意不得意の差が大きいのも特徴です。
計算は得意だけど文章問題は苦手、漢字は得意だけど作文はできない、など「デコボコ」が目立ちます。

4. 顔の見分けがつかないことも

「人の顔が覚えられない」「表情を読み取れない」といった特性を持つ子もいます。
そのため友達付き合いで苦労することがあります。


🎈 将来への不安と希望

自閉症の子を育てていると、「この子は将来どうなるのだろう」と不安になることがあると思います。

確かに、社会性やコミュニケーションに課題があるため、人間関係や就職で壁にぶつかることはあるかもしれません。

でも同時に、自閉症の子が持つ「素直さ」「探究心」「優しさ」は、社会で必要とされる力でもあります。
得意な分野を伸ばし、苦手を少しずつ補う環境があれば、自閉症の子も自分らしく生きていけるのです。


🎈 親にできること

  • 子どもの良さをしっかり認める
  • 困るところは「特性」として受け止める
  • 学校や支援機関とつながり、情報を得る
  • 親自身も無理をしすぎず、仲間や相談先を持つ

これがとても大切だと感じます。


🎈 🎈まとめ

自閉症は「できない子」ではなく、「ちょっと特別な脳の個性を持つ子」。
良いところと困るところ、両方を知ることで、親も子もずっと楽になります。

「理解する」ことから始めて、子どもの成長を一緒に楽しんでいけたら良いのですが。
我が家では、次男の成長と共に親の理解・割り切りができてきて気持ちは楽になってきました!


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