〜悩みすぎない、家庭でできる第一歩〜
🏠 はじめに|“何をすればいいかわからない”が普通です
「うちの子、なんだか育てにくいかも…」
「発達グレーかもしれないって言われたけど、どうしたらいいの?」
そんな風に思っていても、実際に“何をどうすればいいか”なんて、誰も教えてくれません。
情報を集めるほど不安になり、焦って空回りしてしまった…私もそんな時期がありました。
でも今、過去の自分に伝えたいことがあります。
✅ 特別なことは何もいらない。
✅ まずは生活の土台を整えるだけで大丈夫。
✅ 学習も「型」があれば、内容は本当に簡単でいい。
今回は、「発達グレーかも…」と思った時に、家庭でできる大切な土台づくりについて、私自身の経験をもとにまとめてみます。
🍙 生活習慣を整えるだけでもう100点
発達に特性のある子どもにとって、「生活を整えること」は、なによりの療育です。
基本の3つだけでも意識してみてください:
✅ 規則正しい食事
朝・昼・晩、できるだけ決まった時間に食事をとる。
偏食があってもOK。「食べられるものを食べる」で大丈夫。
⭐️我が家の次男は毎朝納豆巻きでした💦それしか食べない・・
✅ 質の良い睡眠
寝る時間を一定に。夜のルーティン(絵本・歯磨き・トイレなど)を作るだけでも、睡眠が安定しやすくなります。
⭐️我が家の次男は不眠症で夜は全く眠れませんでしたが9時に布団に入る習慣はつきました。そこから3時間くらい寝られない・・その後徐々に改善し眠りは浅いけど寝られるようになってきています。長男も次男も油断するとすぐに昼夜逆転してしまいそうなんです・・
✅ お手伝いの習慣
年齢に合わせて、「台ふき」「洗濯物たたみ」「買い物の袋運び」など、できることをひとつずつ。
“役割”を持たせることは、自己肯定感と実行力の土台になります。
⭐️長男は洗濯物たたみが小学高学年の頃から自分の仕事と認識しお手伝いを理解しましたが、次男は中学1年になっても声かけが必要です💦
📚 学習習慣は「毎日同じ時間に」「内容は超・簡単でOK」
「勉強はまったくできない…」
「机にすら向かえない…」
うちの子もそうでした。
でも、“学習の型”を作ることはできます。
✅ 毎日決まった時間に机に座る
内容よりも「やる時間を決めて守る」が最優先。
例えば:
- 夕飯のあと10分だけ「ひらがなカード」
- 朝食後に「時計を読むクイズ」
- お風呂のあと「今日あったことを振り返る会話」
机じゃなくてもいい。プリントじゃなくてもいい。
「学ぶ時間がある」という意識を作るだけで、子どもの中に“学習は当たり前”が根づきます。
⭐️本当にこれはお勧めします!このルールが浸透しなかったらとても高校受験は無理でした・・
🤔 「方向性を決めて、毎日促す」だけでもう十分
特別支援の専門家でもない私たち親ができることは、“方向を決めて、毎日促す”ことだけで十分です。
- 睡眠のリズムを整えよう
- 手伝いを1つ続けてみよう
- 1日1問、簡単なドリルをやってみよう
これだけで、家庭は立派な“育ちの場”になります。
✨「何をしていいかわからない」は、実はすごくまじめな証拠
「これでいいのかな?」
「療育もしていないし、不安…」
そう思っている時点で、すでに十分すぎるくらい子どもに向き合っています。
あとはほんのちょっとだけ“習慣”をつけて、生活を整えていくこと。
それが発達に特性がある子どもにとって、なによりの支えになります。
🌈 おわりに|小さな積み重ねが未来を変える
「発達グレー」と思う出来事があっても、すぐに答えは見つかりません。
でも、
「ご飯を食べて」「よく眠って」「家族と一緒に過ごす」
ただそれだけでも、子どもは少しずつ力を蓄えています。
焦らなくて大丈夫。
頑張りすぎると生活の要であるお母さんが疲れてしまいます☺️
→📔発達特性のある子どもの塾選び|我が家の失敗と気づき✏️
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