〜学童では不安だったわが家が選んだ道〜
子どもが小学校に上がると同時に直面するのが「放課後どう過ごすか」という問題。
わが家も例外ではなく、特に発達特性のある子どもにとっては大きな課題でした。今日は、わが家が放課後等デイサービス(放課後デイ)を利用するまでの経緯と、実際に使ってみて感じたことをまとめます🍀
🏀 学童を利用していたけれど…
保育園時代から福祉に発達相談をしていたものの、私は放課後等デイサービスの存在を知りませんでした。
そのため小学校入学後は、学校近くの学童を利用。ところが――
- 大人数でトラブルが絶えない
- 指導員の目が届かない
- 子どもが勝手に自宅に帰っても気づかれない
正直、とても不安でした😥
当時、次男は小1、長男は小4。さらにその3月、新型コロナの影響で学校が休校に。学童で一日過ごすことになりましたが、「マスク常時着用&一日中静かに自習」なんて、発達特性のある子には到底無理。長男にも厳しい環境でした。
しかも高学年になると学童は利用できなくなる…。「このままでは2人を安全に過ごさせるのは難しい」と、強い不安を抱えました。
🏀 放課後等デイサービスとの出会い
「何か福祉のサービスがあるはず」と調べ、そこで初めて放課後デイの存在を知りました。すぐに申請しましたが、利用開始までは1か月以上かかるとのこと。
その間に、利用可能な範囲の施設を片っ端から見学しました。
すると…実際に見て驚きました😳
- 託児所のように、ただ子どもを預かるだけのところ
- 先生が幼児にかかりきりで、他の子はほぼ放置されているところ
- 一方で、年齢別にスケジュールを組み、しっかり活動を進めているところ
施設によって、雰囲気や内容がまったく違ったのです。
🏀 わが家が選んだのは「運動特化型」💪
数か所見学した中で、特に気になった2つの施設がありました。
最終的に選んだのは、ジムが母体の運動特化型放課後デイ。
決め手はここ👇
- 毎日しっかり体を動かせる広い空間がある
- 小1〜3、小3〜と建物やカリキュラムを分けて活動
- 若いコーチや先生が多く、活気がある
知育や勉強は家庭でも十分できるので、家ではできない「運動」を自然に取り入れてもらえるのは大きな魅力でした。
学校再開までの3か月間は一日中預けることになりましたが、安心してお願いできました😊
🏀 利用料金について💰
放課後デイは福祉サービスなので、自己負担は1割、それとおやつなどの自費分。さらに負担上限額があるため、実際に支払ったのは1人あたり月1万円程度。
兄弟2人を利用して、後から申請すれば1人分の自費分以外が戻ってくるとのことでした。
🏀 他の施設との違い
見学を通して分かったことは、放課後デイにもさまざまな種類があるということ。
- 隣の市に学習塾が運営する「勉強特化型」の施設がありました。人気が高いが、時間が短く送迎なし。希望日に入れないことも多かった。うちの子供達にはハードルがかかったので母の見学のみで終わりました。
- 家の一番近いところには保護者が立ち上げた施設がありました。自費分がなく利用料は安いが、対応する職員が寄せ集めの印象。託児所に近かった。「ビジネス」として成り立っている印象も。
つまり、子どもに合う施設を探すには実際に見学して雰囲気を確かめることが必須です。
🏀 利用して感じたメリット🌸
わが家の場合、小6まで利用しました。
中学に入ると子ども自身が「もう行かない」と言い出しましたが、中には高校生まで利用する子もいました。
振り返ってみて、学童との違いは大きかったです。
- 少人数でカリキュラムがしっかりしている
- 毎日の活動や子どもの様子を報告してくれる
- 学校や家まで送迎してくれる
そして何より、料金は学童とほぼ同じくらい。安心感とサービス内容を考えると、利用できて本当に良かったと感じます✨
🏀 これから利用を考えるママへ💡
放課後デイを利用するには、手帳または医師の診断書が必要で、手続きにも時間がかかります。わが家は1か月ほどでした。
準備のポイント
- 入学前に準備しておく
- 送迎範囲(学校・自宅まで対応してもらえるか)を確認する
- 必ず見学して雰囲気や方針をチェックする
この3つがとても大事だと思います。
🏀 まとめ
正直、私は「コロナ休校」という予期せぬ出来事がなければ、放課後デイの存在すら知らなかったかもしれません。
でも利用してみると、学童よりも安心で、子どもに合った過ごし方を見つけられる場所でした。
「もっと早く知りたかった!」というのが率直な感想です。
同じように悩むママたちに、少しでも参考になれば嬉しいです🌷
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