🌷【発達障害と叱り方】本に書いてある通りじゃハマらない…わが家で見つけた「声かけの工夫」☺️

Uncategorized

◆はじめに:「叱り方のコツ」って、どこまで本当に使えるの?

発達障害の子どもとの関わり方について、病院や専門機関でよく聞くアドバイスがあります。

  • 怒るのではなく、具体的に伝える
  • 大きな声は出さず、静かに・短く
  • できたときにすぐ褒める
  • 「ダメ」は禁止で終わらず、代わりの行動を教える
  • 感情を落ち着ける時間と場所をつくる

——うん、分かる。確かにそうなんですよね。
でも、正直に言えば、

それ、もう分かってるし。
なるべく毎日意識してますけど!?

というのが本音でした。

それでも、うまくいかないことがある。
それは、「教科書通り」では回らないのが現実だからです。


◆わが家の場合:長男は「まず否定」から入るタイプ

うちの長男は、いわゆる“天の邪鬼(あまのじゃく)”。
私の声かけや指示に対して、まず否定から入る癖があります。

「そろそろお風呂入ったら?」
→「今入ると寒いし」
「先に宿題終わらせておいた方がいいよ」
→「いや、後でもできるし」

もちろん、その口調は荒くないし、一見すると“普通の会話”のよう。
でも積もっていくと、親としてはどんどん注意が増えていきます。

「〜しなさい」
「〜した方がいいよ」
「〜はまだ?」

そんなふうに“命令口調”と受け取られる声かけが続くと、長男はますます反抗的になってしまいます。


◆長男への対応:呼び方・口調を変えてみた

そこで私が取り入れたのが、「赤ちゃん返り風の声かけ」です。

長男が高学年にさしかかる頃、
それまで呼び捨てにしていたのを **「〇〇ちゃん」**と柔らかく呼ぶようにしてみました(もちろん家の中だけです)。

さらに、注意の仕方も一工夫。

  • 「早く寝なさい」→「ねね、まだかー」
  • 「目を擦らない!」→「めめ擦らないよ〜」

語尾を伸ばしたり、語彙を幼児語っぽく変えたりして、
反発心を引き起こさない空気を作るようにしました。

本人も「なんでそんな言い方?」と苦笑いしながら、
ふと動き出すことが多くなっていきました。


◆次男の場合:ふざけ倒してナンボ

次男は逆に、素直だけどおっとりマイペースなタイプ。
どちらかというと“子どもらしい子ども”です。

そんな次男に対しては、「冗談を交えたノリ」が効果的。

◆たとえば…

  • 朝、学校の準備をしないとき
     →「早くしないとお母さん、〇〇のベッドにゲーして死ぬでー!」
  • トイレを促したいとき
     →「うんこには勝ったか?うんこに負ける子はうちの子じゃないぞー!」

これが、わが家の朝の定番声かけ「うんこに勝ったか?」です(笑)。

子どもはニヤッとして動き始める。
こちらも笑って過ごせる。
叱ることも命令することもない、自然な切り替えのスイッチになっています。


◆家ルールでいい。自分の子にハマる方法が一番

「母親なのに、注意のたびにこんな声かけ…」
「人に聞かせられないくらい、幼稚な会話してるかも」

そんなふうに思ったこともあります。
でも、これが今のわが家のスタイル。

  • 本に書かれている「正解」よりも、
  • 病院で言われた「理想」よりも、
  • 目の前の我が子に合っているかどうかが大事。

真面目に伝えると反抗してしまう子
→ 笑いでゆるく伝える

注意が続くと受け入れなくなる子
→ ふざけた言い方でスッと促す

この“パターン”をいくつかストックしておけば、
注意も日常会話の中で自然にできるし、
親のストレスも減っていきます。


◆おわりに:我が子にしか通じない“魔法の声かけ”を探そう

発達障害の子どもにとって、叱られること・注意されることは自己肯定感に直結します。

だからこそ、
「叱らない」「怒鳴らない」は大切だけれど、
**“どう伝えるか”**の工夫がとても重要。

  • その子に合った言い方
  • その子に合ったタイミング
  • その子に合った空気づくり

それらは本にも書いてないし、専門家にも分かりません。

でも、毎日一緒にいる親だからこそ気づけることがある。
それが、「わが家ルール」の強みです。

これからもわが家では、
「うんこに勝ったか?」と言いながら、
子どもとの距離を笑いで縮めていきたいと思います。

→⭐️発達障害の子ども達の将来が不安な私が今思うこと☺️


コメント

タイトルとURLをコピーしました